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キヤノン、「EF 70-200mm F2.8 L IS」をリニューアル

〜蛍石を採用して画質を向上。手ブレ補正も4段分に

 キヤノンは、大口径望遠ズームレンズ「EF 70-200mm F2.8 L IS II USM」を3月上旬に発売する。価格は31万5,000円。

EF 70-200mm F2.8 L IS II USM
EF 70-200mm F2.8 L IS II USMのレンズ構成。濃い紫が蛍石レンズ(1枚)。薄い紫がUDレンズ(5枚)。

 2001年に発売した「EF 70-200mm F2.8 L IS USM」の後継モデルに当たる。光学系を一新したほか、手ブレ補正機構「IS」の性能向上を図った。なお、ISを搭載しない現行モデル「EF 70-200mm F2.8 L USM」は引き続き販売する。

 光学系は新設計とし、従来モデルでは使用していなかった蛍石レンズ(1枚)の採用に加えて二次スペクトルの除去に効果が高いというUD(Ultra Low Dispersion)レンズも5枚使用した。レンズ構成は19群23枚。従来モデルはUDレンズ4枚を含む18群23枚だった。

 光学系の見直しにより全撮影領域において解像度とコントラストが向上したほか、色収差の抑制を実現したとしている。特に、軸上および倍率色収差と70mm側の周辺画質が従来レンズに比べて改善したという。

 手ブレ補正機構は、ISユニットの全面的な見直しと補正アルゴリズムの最適化により従来モデルのシャッター速度換算約3段分から4段分になった。さらに、最短撮影距離は従来の1.4mから1.2mに短縮化。それに伴って最大撮影倍率も0.17倍から0.21倍になった。インナーフォーカスやフルタイムマニュアルといった仕様は前モデルを引き継ぐ。

EF 70-200mm F2.8 L IS II USMのMTF曲線(左:広角端、右:望遠端) EF 70-200mm F2.8 L IS USMのMTF曲線(左:広角端、右:望遠端)
専用フード「ET-87」(同梱) 専用ケース「LZ1326」(同梱)。単体でも5,250円で購入可能

 レンズ本体は、固定筒の強度と部品連結部の構造を見直すことで堅牢さを向上させた。併せて、フォーカスモードスイッチのパネル、フォーカス/ズームリング部、マウント部の防塵防滴性能を高めている。

 スイッチパネルは誤操作を防ぐためにデザインを改め、従来モデルより高さを抑えた。レンズフードもボタンによるロック機構を備えるなどリニューアルした。確実なロックが可能としている。新型レンズフードがややサイズアップしたことを受け、専用レンズケースもサイズを改めた新製品「LZ1326」(同梱。単体でも5,250円で購入可能)になる。

 フィルター径は77mmを引き継ぐ。絞り羽根枚数も8枚で従来モデルと同じ。サイズは88.8×199mm(最大径×全長)。重量は1,490g。従来モデルと同じ三脚座が付属する。

【2010年1月6日】誤って掲載していたEF 70-200mm F2.8 L IS USMのMTF曲線を正しい内容のものに変更しました。

【2010年1月6日】専用ケースLZ1326についての情報を追加しました。


(本誌:武石修)

2010/1/6 13:20


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