キヤノン「EOS Kiss F」に不具合、無償修理で対応
EOS Kiss F |
キヤノンは13日、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss F」に不具合があると発表した。シャッターレリーズができなくなり、ファインダー内にbusyを表示し続けるというもの。無償修理で対応する。
EOS Kiss Fのファームウェアバージョン1.0.5以前で起こる現象で、具体的には次の2種類。
- 液晶モニターが表示せず、シャッターレリーズができなくなり、かつファインダー内にbusyを表示し続ける。
- カメラの液晶モニターに、「Err99撮影できません。電源スイッチの<OFF>→<ON>または、バッテリーを入れなおしてください」と表示後、電源ON/OFF操作やバッテリーを入れなおすと、設定と異なる言語を液晶モニターに表示する。
キヤノンでは現象が発生した製品に対し、無償で修理を行なう。修理センターに持ち込むか、郵送・宅配便を使い着払いで発送。電話では下記番号で受け付けている。修理期間は約1週間程度。
EOS Kiss F コールセンター
Tel. 0120-226-273(フリーダイヤル)
現象が発生していないEOS Kiss Fについては、13日にキヤノンが公開した最新ファームウェアに更新することで不具合を回避できる。アップデートはSDメモリーカード経由で行なえる。
EOS Kiss Fは、キヤノンが2008年6月に発売したエントリークラスのデジタル一眼レフカメラ。APS-Cサイズの有効1,010万画素CMOSセンサー、約0.81倍のペンターミラー式ファインダー、2.5型液晶モニター、ライブビュー機構などを備える。13日現在、現行ラインナップから外れている。
2009/10/13 13:06