アドビ、「Lightroom 2.5」「Camera Raw 5.5」を正式リリース

~発売前のLUMIX DMC-GF1にも対応

Camera Raw(画像は5.3)

 アドビは15日、RAW現像ソフト「Photoshop Lightroom 2.5」、RAW現像プラグイン「Camera Raw 5.5」、カメラメーカー各社のRAWファイルを変換するソフト「DNG Converter 5.5」の製品版を公開した。Webサイトから無償でダウンロードできる。

 15日公開の最新バージョンは次の通り。それぞれにWindows用とMac OS X用を用意している。

  • Photoshop Lightroom 2.5
  • Camera Raw 5.5(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended用)
  • Camera Raw 5.5(Photoshop Elements 6以降、Premiere Elements 4、7用)
  • DNG Converter 5.5

 更新内容はいずれも共通。下記の製品に対応した。15日現在、発売前の機種や、日本未発表の機種も含んでいる。

  • オリンパス・ペンE-P1
  • ニコンD300S
  • ニコンD3000
  • パナソニックDMC-GF1
  • パナソニックLUMIX DMC-FZ35

 ※国内モデルのパナソニックLUMIX DMC-FZ38には未対応。

 Photoshop Lightroom 2は、写真の取り込み、管理、現像、出力などを一貫して行なうソフト。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS 10.4.11~10.5.2。パッケージはWindows、Mac OS Xのハイブリッド版となっている。通常版の価格は3万3,600円、アップグレード版は1万800円。

 Camera Rawは同社の画像処理ソフト「Photoshop」用のRAW現像プラグイン。今回のアップデートには、不均一な緑色の反応を示すベイヤーセンサーを搭載するカメラを対象としたRAW画像変換プロセス中のデモザイクアルゴリズムの修正も含まれる。

 DNG Converterは、各機種のRAWファイルを、同社が提唱する汎用RAWフォーマット「DNG」に変換する単独ソフト。



(本誌:鈴木誠)

2009/9/15 18:35