オリンパス、"マジックフィルター"を搭載した「FE-4000」
FE-4000(ダークグレー) |
オリンパスは、新たに「マジックフィルター」や「自動追尾AF」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「FE-4000」を8月28日に発売する。価格はープンプライス。店頭予想価格は2万円台後半の見込み。カラーはダークグレー、ホワイト、ピンク。
2009年2月発売の「FE-3010」の後継機種。光学ズームが3倍から4倍にアップしている。新機能として「マジックフィルター」や「自動追尾AF」を搭載する。
マジックフィルターは、撮影画像にエフェクトを施せる機能。レンズ交換式デジタルカメラ「E-30」、「E-620」、「E-P1」が搭載する「アートフィルター」に近い機能で、フレーミング中のライブビュー映像でも効果をリアルタイムで確認できる。作品志向のアートフィルターに対し、マジックフィルターではより遊び心を重視したという。
具体的には、見慣れた風景がカラフルになる「ホップ」、周辺光量を落とし針穴写真のような懐かしい雰囲気の「レトロ」、線画で写生したかのような雰囲気異になる「スケッチ」、幻想的で柔らかな雰囲気になる「ウェディング」の4種類から選択できる。なお、同時発表の「μ-7020」と7月31日発売の「μTOUGH-6010」は、「ウェディグ」の代わりに「フィッシュアイ」を搭載している。
自動追尾AFも今シーズンから搭載が始まった機能。被写体にフォーカス枠をセットすると、被写体が動いてもピントを合わせ続ける。被写体が画面から消えても、フレーム内に戻ると追尾を再開する。
ダークグレー(上部) | ダークグレー(背面) |
撮像素子は有効1,200万画素の1/2.33型CCD。レンズは焦点距離26.3~105mm(35mm判換算)、開放F2.6~5.9の光学4倍ズーム。
撮影後に逆光や赤目を補正する「かんたん補正」を搭載し、マジックフィルターや露出補正の効果を1画面で確認できる「比較ショット」も利用可能。撮影シーンを自動判別する「おまかせ♪iAUTO」をFE-3010に引き続き搭載する。
ダークグレー | ホワイト |
ピンク |
本体にxDピクチャーカードスロットを搭載。同梱のmicroSDアタッチメントにより、microSDHC/SDメモリーカードも使用可能。19MBの内蔵メモリーを備える。
液晶モニターは約23万ドットの2.7型。電源はリチウムイオン充電池(LI-42B)。
本体サイズは約95×22.4×57mm(幅×奥行き×高さ)、重量は106g(本体のみ)。
2009/8/6 11:03