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ニコンD5500の最新ファームウェアが公開

特定条件下での不具合を修正

ニコンは5月9日、「D5500」の最新ファームウェア(Ver.1.02)を公開した。特定条件で発生するいくつかの不具合が修正されている。

  • 下記の現象を修正しました。
    - [マイメニュー]>[マイメニュー登録]>[カスタムメニュー]> c[AEロック・タイマー]でマルチセレクターの右を押すと、カメラの操作ができなくなる。
    - ライブビュー撮影時、スピードライト SB-800 をカメラに装着してオートフォーカスでタッチシャッター操作を行うと、シャッターがきれないことがある。
    - オートフォーカスが可能な電磁絞りのレンズ(Eタイプ)との組み合わせにおいて、ライブビューで静止画撮影をすると適正な露出にならないことがある。
    - ファインダー撮影で撮影した後にファインダーから目を離すと、画像モニターに撮影直後の画像が表示されず、インフォ画面が表示されることがある。
    - 撮影モードダイヤルを回すと、[カスタムメニュー]> a[オートフォーカス]> a3[内蔵AF補助光の照射設定]の設定が保存されないことがある。

ファームウェア C:Ver.1.01 から C:Ver.1.02 への変更内容

適用後はWindows版Camera Control Pro 2のVer.2.22.0以前ではカメラが認識されないため、Ver.2.23.0以降のインストールが必要だとしている。

D5500は、有効2,416万画素のAPS-Cサイズ相当CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。モノコック構造による深いグリップ、タッチパネル式のバリアングルモニター、Wi-Fi機能の搭載などを特徴とする。発売は2015年2月。後継機種の「D5600」が2016年11月に発売済み。

本誌:鈴木誠