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Phase OneのRAW現像ソフト「Capture One Pro 10.1」が公開
PSDファイル表示に対応 新機種対応も
2017年5月8日 11:46
Phase Oneは5月3日、RAW現像ソフト「Capture One Pro 10.1」をリリースした。既存機能の改善のほか、PSDファイル表示のサポートなど、新機能を搭載している。
なお、Capture One Pro 10のユーザーは無償でアップデート可能。新規ユーザーは、Capture One Pro 10を299ユーロで購入できる。月額20ユーロのプランや、年間180ユーロのシングルユーザー・サブスクリプション版も用意されている。
新機能および新たに対応したカメラ・レンズは次の通り。
新機能
- PSDファイル表示をサポート:Capture OneとAdobe Photoshopで簡単にファイルを受け渡しができるようになり、Capture OneワークフローからPhotoshopの処理に切り替えられるようになった。
- X-Transファイルサポートの改善:富士フイルムユーザーのために刷新されたRAW処理プロセスにより、これまで以上にX-Transファイルを柔軟に調整・加工できるようになった。
- 新しいマスターリセット機能:前後の画像表示操作がより手早く簡単になった。
- スタイルワークフローの強化:スタイルツールのユーザーインタフェース刷新により、スタイル選択を簡単かつスピーディーに設定可能。
- トークンに対応したウォーターマーク:現像と印刷の両方で(例えばコンタクトシートのファイル名に基づいて)画像固有のウォーターマークが可能になった。
- カラーホイール:ベクトルスコープ方向が使用できるようになった。
- AppleScriptの対応強化:Macユーザーはより効果的に作業を自動化可能。
新機種対応
新たにサポートしたカメラおよび、レンズは下記の通り。
カメラ
- パナソニック LUMIX GH5
- パナソニック LUMIX GX8
- パナソニック TZ85/ZS60/TZ80
- パナソニック TZ100/ZS100/TZ101
- パナソニック FZ2000/FZH1
- 富士フイルム FUJIFILM X-Pro2
- 富士フイルム FUJIFILM X-T20
- 富士フイルム FUJIFILM X-A10
- 富士フイルム FUJIFILM XQ2
- ニコン D5600
- ニコン D3400
- リコーイメージング PENTAX K-70
- リコーイメージング PENTAX KP
レンズ
- ニコン AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
- ニコン 1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6
- ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
- ニコン AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
- パナソニック LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 / POWER O.I.S.
- シグマ 24mm F1.4 DG HSM | Art
- シグマ 50-100mm F1.8 DC HSM | Art
- シグマ 85mm F1.4 DG HSM | Art
- ソニー DT 55-200mm F4-5.6(SAL55200)
- ソニー DT 55-200mm F4-5.6 SAM(SAL55200-2)
- ソニー E18-200mm F3.5-6.3 OSS(SEL18200)
- ソニー FE 100mm F2.8 STF GM OSS(SEL100F28GM)
- ソニー FE 85mm F1.8(SEL85F18)
- ソニー Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)
- ソニー Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA(SEL35F14Z)
- タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
- タムロン SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD
- タムロン SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2
- カールツァイス ZEISS Loxia 2.4/85(E-mount)
- カールツァイス ZEISS Milvus 2/135(ZE-mount)
- カールツァイス ZEISS Otus 1.4/28(ZE-mount)