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シグマ、マウントコンバーターMC-11をアップデート
85mm F1.4 Artなど新レンズに対応 非対応レンズのAF精度向上も
2016年10月27日 16:14
株式会社シグマは10月27日、「SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11」の最新ファームウェアを公開した。キヤノン用(EF-E)、シグマ用(SA-E)の両方とも対象。
主なアップデート内容は、新製品の交換レンズ「SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art」「SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports」「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Art」への対応。
加えてキヤノン用のみ、非対応レンズ装着時のAF精度が向上。さらに「SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Art」を装着した際、歪曲収差補正の値が正しくカメラ側に反映されない不具合が解消する。
シグマではアップデートに際して、SIGMA Optimization ProをVer1.3.1以降にするよう呼びかけている。
SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art、SIGMA 500mm F4 DG OS HSM | Sports、SIGMA 85mm F1.4 DG HSM | Artに対応しました。
カメラの電源を入れたときのフォーカス初期駆動を省略することで、撮影開始までの時間を短縮いたしました。
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11に非対応の手ブレ補正機構搭載レンズを組み合わせ、ボディ内手ブレ補正機構搭載カメラに装着した際、カメラ側の手ブレ補正を切にして、レンズ側の手ブレ補正機能を入/切できる仕様に変更しました。
SIGMA MOUNT CONVERTER MC-11に非対応のキヤノン製レンズの一部においてAF精度の向上を図りました。(EF-Eのみ)
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM | Artを装着した際に、歪曲収差補正の値が正しくカメラ側に反映されていなかった不具合を修正いたしました。
MC-11は、シグマ製のシグマSAマウントおよびキヤノンEFマウント用レンズをソニーEマウントのボディで使用するためのマウントアダプター。AFや手ブレ補正機構にも対応する。発売は4月22日。実勢価格は税込3万円前後。