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"鉄道のまち大宮"で「タムロン鉄道風景コンテスト」入賞作品展がスタート

そごう大宮店にて10月31日まで

株式会社タムロンは10月12日、「第9回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」入賞作品写真展のオープニングセレモニーを開催した。会期は10月12日から10月31日まで。会場はそごう大宮店3階特設会場(ビックカメラへの連絡通路)。

鉄道風景写真、鉄道のあるスナップ写真など、鉄道とその周辺を写した作品を幅広く募るコンテスト。今年で9回目を迎え、「鉄道のまち大宮」に本社を置くタムロンが主催する恒例行事となっている。

今回の応募点数は7,098点と、過去最多を更新。応募のべ人数は1,894人だった。会場にはその中から入賞作品87点を展示する。

審査委員は鉄道写真家の広田尚敬氏と、フォトライターの矢野直美氏。広田氏は、風景の広がりを感じる作品が多く見られたことを評価。毎年のお題ともなっている応募総数7,098点の語呂合わせを「70(なんと)9(9回目も)8(ハッピーだ)」と読んだ。

矢野氏は、「絵だけではない立体的な感情を得られる作品が多い。愛を感じられる」と評価。応募数が年々増えることが審査委員として励みになっていると語り、10回目を迎える次回は「目指せ応募総数1万点」と目標を掲げた。

フォトライターの矢野直美氏と、鉄道写真家の広田尚敬氏

表彰式では、2016年にタムロン新社長となった鯵坂司郎氏が登壇した。小・中・高校生の部で応募が増え、2組が親子で入選したというトピックを紹介。今後も写真に感謝し、鉄道のまち大宮をアピールしながら、広く写真の魅力を伝えていきたいと挨拶した。

タムロン代表取締役社長の鯵坂司郎氏