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カールツァイスは「Milvus 2.8/18」や「Loxia 2.4/85」を展示

Otusデザインになった巨大レンズ型トンネルが復活

実物より更に巨大なOtus 1.4/85がお出迎え。28倍の大きさだという

カールツァイスのブースに、先ごろ海外発表された一眼レフ用レンズ「Milvus」と、ソニーEマウント用「Loxia」の新レンズが用意されていた。

Milvusシリーズに加わった3本

Milvusシリーズは、2006年からコシナが発売していたカールツァイス一眼レフ用レンズのラインナップをベースに、外装デザインをOtusなどのツァイスレンズと揃え、光学系をデジタルカメラ向けに最適化するなどのリニューアルが行われたシリーズ。

レンズ構成は、従来(現クラシックシリーズ)製品を継承しているモデルと、新規の構成としているモデルがあり、今回発表の3本では「Milvus 2.8/18」が新規設計。「Milvus 2.8/15」と「Milvus 2/135」は従来の光学設計をデジタル向けに最適化している。

いずれもキヤノン用ZEとニコン用ZF.2を用意。海外では10月に発売予定で、日本国内での発売時期や価格は未定。

Milvus 2.8/15
Milvus 2.8/18
Milvus 2/135

ソニーEマウント用「Loxia」に85mm

海外で12月中旬発売予定の製品。35mmフルサイズ対応のソニーEマウントレンズで、MFレンズながら電子接点を持ち、Exif記録やボディ内手ブレ補正機能との通信が可能。

Loxia 2.4/85

名物の巨大レンズが復活

内部はツァイスレンズの技術展示になっている。2012年までは「Makro-Planar 2/100」を模したトンネルがお馴染みだったが、2014年はお休み。2016年に最新のOtusスタイルで復活した。

Otusデザインになって、以前のレンズ型トンネルより大きく長くなった。実機に忠実
天井部分の照明がレンズ断面図。このトンネルだけは、真面目一徹なツァイスの遊び心だ
T*コーティングの有無を比較