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Leica Hall of Fame Awardに、マグナム・フォトのアラ・ゲラー氏

フォトキナ2016に約2,000㎡のライカギャラリーを設置

フォトキナ2014のライカコーナー(ホール1)入口

独ライカカメラ社は、9月20日にドイツ・ケルンのケルンメッセで開幕する「フォトキナ2016」に出展し、大規模な写真展を行うと発表した。

7つのホールに世界の写真関連企業や団体が出展するフォトキナ2016において、ホール1を丸ごとライカギャラリーとして展開。約2,000㎡の規模で、著名写真家による400点の作品を15組のシリーズにまとめた写真展「Masters of Photography」や、展示作家のトークショー/セミナーを開催する。

同社は2016年、マグナム・フォトに属するトルコの写真家アラ・ゲラー氏に、Leica Hall of Fame Awardを授与すると決定。授賞式は2016年末にイスタンブールで行われ、その受賞記念としてフォトキナ2016でMasters of Photography展が開催される。これまで同賞は、スティーブ・マッカリー氏、バーバラ・クレム氏、ニック・ウト氏、ルネ・ブリ氏、トーマス・ヘプカー氏が受賞している。

同社はフォトキナ2016での製品展示をプロ向け商材に絞り、ライカギャラリーと別会場のホール2.1に移動して行う。ライカS/ライカSL/ライカMシリーズや、CW Sonderopticのシネレンズ、モノレールタイプのビューカメラで知られるSinar Photographyの各種撮影ツールを紹介するという。ライカカメラ社は2013年にジナーを買収している。

過去2回のフォトキナでは、ライカカメラ社はホール1を丸ごと使い、プロ向けからコンシューマー向けまで網羅した製品展示コーナーとライカギャラリーを併設。2012年にはライカM(Typ 240)が初公開され、2014年には液晶モニターレスの「ライカM Edition 60」をはじめとする17製品が一挙に発表された。