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写真向けNAS「ポケドラPhoto」
スマートフォンとの連携がさらに簡単に
2016年7月13日 12:00
アイ・オー・データ機器は、個人向けNAS(スマホ向けモデル)の新シリーズとして、「ポケドラPhoto(HLS-CMシリーズ)」を7月下旬に発売する。
500GB、1TB、2TBの容量の異なる3製品をラインナップしており、税別での希望小売価格は、500BGの「HLS-CM500」が1万3,100円、1TBの「HLS-CM1.0」が1万6,500円、2TBの「HLS-CM2.0」が2万5,500円。
自宅などのルーターに接続することで、PCやスマートフォン、タブレットなどから、Wi-Fi/モバイル回線(LTE/3G)を利用してアクセスできるパーソナルストレージ。
ユーザー管理機能を搭載しており、家族だけでなく、友人や知人とのデータ共有に利用できるのも特徴。
新たに、同社のカメラアプリ「なすカメ」を使用することで、外出先から戻ってスマートフォンなどをWi-Fiで接続すると、写真をまとめてポケドラPhotoに転送することが可能になった。
また、スマートフォン専用アプリ「RemoteLink Files」を利用すれば、ファイルの閲覧、画像・動画・音楽の再生、ファイルのソート/検索、アップロード/ダウンロード、アクセスする権利を他のスマートフォンに共有といった機能が利用できる。
RemoteLink Filesは、ポケドラPhotoの設定にも利用でき、同梱するQRコードを読み込んでパスワードを設定すれば、ソフトウェアの設定は完了する。
PCに専用ソフトウェアの「RemoteLink PC sync」(PC/Mac対応)を導入しておけば、設定した情報を自動的にポケドラPhotoへと転送可能。
自宅での常時稼働を意識した低消費電力設計により、月々の電気代は約114円(東京電力 19.52円/kWhで計算)だという。
この他、取り込んだ音楽データの宅外ストリーミング再生機能(CDレコアプリを使用)やホームメディアサーバー機能(DLNA対応TVなどを利用)を搭載する。
さらに、「RemoteLink Cloud Sync」に対応したNASを別途用意することで、NAS同士のデータ同期にも対応。「クラウドストレージ連携」機能も搭載しており、「Dropbox」や「フレッツ・あずけ~る」などのオンラインストレージと同期させ、データのバックアップも行える。
対応OSは、iOS 7.1~9.3、Android 4.1~6.0、Windows 7/8/8.1/10(32/64bit)、Mac OS X 10.7~10.11。
外形寸法は約85×79×130mm。重量は約130g(本体のみ)。