【女性限定】ニコンカレッジの「フォトフェミ」に参加しました♪

〜癒される猫カフェ撮影会〜

ニコンイメージングジャパンが運営する写真教室「ニコン カレッジ」の女性専用講座「フォトフェミ!」は、「女性の先生に写真を習いたい」「女性だけで気軽に学びたい」という要望から生まれた写真講座です。

今回はミゾタユキ先生が担当する、のんびりニャンコに癒される猫カフェ撮影会をレポートします。

猫カフェ撮影会は、希望者にはニコンのレンズ交換式アドバンストカメラの最新機種のNikon 1 J4が貸し出されました。
吉祥寺の猫カフェ「てまりのおうち」で猫カフェ撮影会が行なわれました。看板娘のスコティッシュフォールドのてまりちゃんをはじめ、たくさんのかわいいニャンコが出迎えてくれます。

「フォトフェミ!」は、2013年に新たに開講された女性限定の写真講座です。女性に人気のスイーツ撮影会やおさんぽ撮影会だけでなく、男性と一緒に撮影するのは気が引けてしまう……という方のためのカメラの基本講座やポートレート講座などが用意されています。

「ニコン カレッジ」の猫カフェ撮影会は男女共に人気の撮影会で、男女混合の講座と女性限定「フォトフェミ!」の講座が開催されています。参加者の中にはリピーターの方もいらっしゃいました。

最初に、Nikon 1 J4を使って、ミゾタ先生からニャンコを撮影するときに知っておきたいカメラの設定と撮影のポイントを教えていただきました。

ミゾタユキ先生に教わった ニャンコ撮影のポイント

1. 絞り優先モードで絞りは開ける

光がたくさん取り込めるように絞りは開放で。ただし、開放F値がF1.4〜F1.8の単焦点レンズは、F2.8くらいまで絞ったほうがピントが合いやすくなります。

2. ISO感度はISO1600〜3200

室内撮影は光が少ないので、ブレを防ぐためISO感度を上げてシャッター速度が速くなるように設定しましょう。ただし、ISO感度を上げすぎるとノイズが発生してしまうのでISO1600〜3200を目安に。

3. ホワイトバランスは「オート」

自然光と室内の光が混ざる場所での撮影はホワイトバランスを「オート」に。「オート」は少し青味が強いので、あたたかい雰囲気にしたいときは詳細設定で「電球色を残す」を選びます。

4. 電子音と内蔵AF補助光の照射をオフ

ニャンコをびっくりさせないために、電子音と内蔵AF補助光の照射は「オフ」に設定しましょう。

5. ニャンコ目線で撮る

人間より低い位置にいるニャンコ。かわいい表情を写すために、ニャンコと同じ目線の高さで撮りましょう。

6. できるだけニャンコに近づいて撮る

猫カフェのニャンコは人に慣れています。できるだけ近づいて、遊びながら撮るとカメラ目線のかわいい表情が撮れます。

講師のミゾタユキ先生。初心者の方にはカメラの基本的な使い方から、カメラの使い方を慣れている方には猫のかわいい撮り方を、参加者のレベルに合わせひとりひとり丁寧に教えていただきました。
ニコンのカメラはレンズ交換式アドバンストカメラもデジタル一眼レフカメラもメニューの項目はほとんど同じなので、最初にみんなでニャンコ撮影にピッタリのカメラの設定を学びました。
撮影会が行なわれた「てまりのおうち」は、ニャンコたちが森の中におうちを作り、のんびり気ままに暮らしているというコンセプトで作られたファンタジーな空間。かわいいツリーハウスでくつろぐ、かわいいニャンコが堪能できます。
希望者に貸し出されたNikon 1 J4。はじめてレンズ交換式カメラを使う方でも、簡単に使うことができたそうです。
貸し切りの「てまりのおうち」で2時間たっぷり、ニャンコと遊びながら撮影しました。撮影の間、ミゾタ先生が参加者をまわり、ひとりひとりにアドバイス。

猫カフェ撮影会に参加した方に感想をいろいろ聞いてみました。

「はじめてレンズ交換式のカメラを使いました。簡単なのにきれいに撮れることにビックリです」

「貸し切りで撮影するのが女性だけだったので、人の目を気にせず寝そべって撮れたのがよかったです(笑)」

「猫はもちろんかわいいのですが、少しの角度の違いで鋭い感じ(獣っぽい感じというか…)になってしまうので、撮影するときはいろいろな角度で表情をとらえるようにしました」

「大好きな猫と遊べて、写真も学べるなんて一石二鳥の講座で楽しかったです」

「動く被写体の撮り方を知りたかったので、とても勉強になりました」

みなさん、猫に癒されきれいな写真も撮れて大満足のご様子でした。最後に猫カフェ撮影会に参加した方とミゾタ先生の作品をご紹介します。

hacchiさんの作品です。ブリティッシュショートヘアのブリキくん。
のんたんさんの作品です。野良猫だったところを拾われて、てまりのおうちの家族になったMIXのつくしくん。
君塚えり子さんの作品です。シャルトリューのサブリナちゃん。通称はサブちゃんだそうです(笑)
君塚えり子さんの作品です。アメリカンカールのトミーくん。
ひろさんの作品です。アメリカンカールのトミーくん。
ひろさんの作品です。スコティッシュフォールドの看板猫のてまりちゃん。
ミゾタユキ先生の作品です。シャルトリューのサブリナちゃん。
ミゾタユキ先生の作品です。ノルウェージャンフォレストキャットのフィガロくん。
ミゾタユキ先生の作品です。ブリティッシュショートヘアのブリキくんとベンガルのドロシーちゃん。

「フォトフェミ!」は、東京だけでなく、大阪梅田でも開催され、カメラ貸し出し講座は誰でも会員登録なしで参加できます(カメラの貸し出しがない講座は、ニコンのカメラを持っている方に限ります)。

また、「ニコン カレッジ」はに女性限定の「フォトフェミ!」以外にもたくさんの講座が開講されています。講座内容をチェックして、参加してみてはいかがでしょうか。

(2014/8/4)
加藤マキ子(ツナ☆カメラ)
1981年生まれ。写真編集者。カメラ書籍を手掛ける編集プロダクションで女性向けのカメラ雑誌や書籍を多数手掛ける。その後、実用書系編集プロダクションを経て、2013年に独立。『光と色の写真の教科書 〜ふんわりフォトもこっくりフォトも思いのまま〜』『まりこ先生が教える やさしい写真の教室』などの企画・編集を担当。ときに、撮影や執筆も手掛けることも。仕事が好きで、マグロのように止まらず常に全力疾走中!