先週お伝えしたように、今月からパターンを変えて、4週目は撮影中の写真やオフショットを中心に載せることになった。このため少なくとも筆者以外にスタッフがもう1人必要となり、デジカメWatchの編集者に必ず現場に来てもう段取りになった。レイアウトは5月のゴールデンウィーク特別編 のものをそのまま使用しているが、今後少しずつ変えていくかもしれない。いずれにしても4週目は雰囲気が変わるので、さらに楽しんでいただければと思う。
今回は筆者、里恵ちゃん、マネージャ、編集者に加えヘアメイクも付いたので、この連載の中ではもっとも多い5人となった。筆者とモデル2人だけの現場と違い、これだけ人が多いとにぎやか! また、場合によってはレフ板を持ってもらったりと、多少の楽もできる。
写真は掲載順に並べているが、水着は実際には白、水色、茶の順に撮っている。つまり髪型を変えたのは最後の2ポーズだけ。多少時間がかかるので様子を見て……と、はじめに段取りをしていたからだ。
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キヤノン EOS-1D Mark III(β) + EF 50mm F1.2 L ISO100 / WB:オート / F2.8 / 1/160秒 / JPEG:Large/Fine
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路上での撮影と違い、スタジオでは落ち着いて撮れるので、パイプ式のレフ板を2枚使っている。写真を見ていただければわかると思うが、特に難しいセッティングはしていない。ポイントがあるとすれば、水色の水着は光が入らない場所だったため、一旦外から大きいレフ板で光を入れ、さらにもう1枚のレフ板で反射させているところだろうか。もちろんピーカンでないとこの方法は使えないので、もし天気が悪かった場合は照明を使うなど、他の方法を考えることになる。
この撮影に限らず、グラビアの撮影はデジタル一眼レフカメラを使う事が多くなり、ポラロイド撮影が無いかわりに、休憩中にパソコンで写真を見るのが一般的になった。次はああしようとか、こんな感じにとか……作戦会議になることも。ただこれで盛り上がってしまうと撮影時間が減ってしまう。最後の1枚は、なぜか散らかってしまう休憩場所にあるテーブル。時間に余裕が無い現場ほど、散らかるのだろうか!?
actress 安間里恵@STRAYDOG PROMOTION
photographer 西川和久 キヤノン EOS-1D Mark III EF24mm F1.4 L,EF35mm F1.4 L,EF50mm F1.2 L,EF24-70mm F2.8 L
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2007/06/29 00:25
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