3週目は私服と水着3。私服はISO100、オートホワイトバランスのままだが、水着に関してはいつものRIFA 1KWを使い、IS400で撮っている。またホワイトバランスはオートで黄色かったため、タングステンに変更した。
撮影中のカットからわかるように、これまでの丸レフとは違い、かなり大きめの角レフを2枚使用している。基本的にこの角レフの方が面積も広く、周りはアルミパイプなので安定しているので何かといいのだが、組み立てと分解にちょっとした時間が必要だ。
つまり、街中でゲリラ撮りしている時の、パッと開いてさっと撮影し、即、場所を移動……というパターンに合っていない。従ってこれまでは丸レフが多かったのだ。ハウススタジオや許可を得ている場所で撮影する時は、何かの事情が無い限り角レフを使っている。
D80のISO400の写りだが、さすがに等倍で画像を見ればノイズが少し乗っているものの、そのまま鑑賞するわけではなく、全く問題にはならない。ラチチュードもISO100とあまり変わらず優秀。背景の赤も深い感じが良く出ている。これ以上の感度は今回使っていないので、どうなるかは不明である。
操作面で気になったのは、後ろのマルチセレクター(十字ボタン)が小さく、そして硬かったことだ。何かの拍子に触ってしまうこともあるので、あまり柔らかいのも困るが、硬いのも扱い難い。ただ筆者の場合、AFはセンターしか使わず、通常撮影中にこのマルチセレクターを意識する必要は無い。メニューや、再生する時にやり辛かったという意味だ。
特にこのクラスは、各社ともボディの小型化に伴い、いろいろなボタンなどが小さくなる傾向が強い。と言ってあまり小さいのも逆に操作に影響するため、バランスを取るのが難しいところなのだろう。
余談になるが、今回は液晶表示の見え方から前半アンダーな写真が多かったので、事務所へ戻って試しにD-ライティングを使って補正してみた。機能自体の詳細は同社のサイトなどをご覧頂きたいが、結果としてこの手の写真には向いていないようだ。もちろん1週目から今週までD-ライティングを使って補正した写真は掲載していない。(つづく)
actress 吉用由美@D&L Promotion
photographer 西川和久 ニコン D80 Ai AF Nikkor 35mm F2D、50mm F1.4
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/10/20 00:43
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