4週目のカメラの設定は、私服がISO100/WB:昼光色。1週目から特に何も変わっていない。衣装2をこの日の最後に撮っているが、この頃になると液晶の見え方と露出の関係や、AFの癖、色の出方など、やっとカメラにも慣れてきた。
ズームレンズの画角は、私服の左上段18mm、上段右28mm、中段28mm、下段左45mm、下段右20mm。水着の上段左50mm、上段右50mm、中段35mm、下段左40mm、下段右35mmとなっている。全域でF5.6に固定し、シャッタースピードは1/100~1/320秒の間で調整。いずれにしてもシャッタースピードは十分速いので手ブレ補正機構はOFFにして撮影した。
後半の私服の方が広角寄りなのは、レフ板から反射する光量に依存することが多い。光が弱いとバランス上、被写体からあまり離れることができなくなってしまうからだ。
ファインダーの見え方は可もなく不可もなく……と言った感じだ。特別見やすかったりピンの山がわかりやすいわけではないものの、十分許容範囲だろう。ボディーのバランスはレンズにDT 18-70mm F3.5-F5.6を使っているぶんには悪くなく、また結構ガッチりとホールドできる。バランスの悪いカメラだと、右側撮影中のカットのように片手持ちすると、シャッターを押した瞬間手ブレしたりする。
1,000万画素超の画像は、ピントやブレにはかなりシビア。モニタ上で等倍で見るとはっきりとわかってしまうからだ。JPEG/Fineのファイルサイズは、絵柄にもよるが1枚約2.4~2.9MB程度の容量となる。
撮影中に気になったのは、AF合焦時の「ピッ!」という音が小さめなこと。今回のように周りにたくさん人がいて騒がしい時は、聞こえないことが多かった。筆者の場合、音で反射的にフォーカスロックして構図を決めるため、肝心な音が聞こえないと戸惑ってしまうことがある。
大好きな8月ももう4週目。結局今年は仕事で海へ行った以外、夏らしいことは何もしなかった。ちょっと残念。
actress 小沼 利依@アウラ・エージェント
撮影協力 江の島アイランドスパ
photographer 西川和久 ソニー α100 DT 18-70mm F3.5-F5.6
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/08/25 02:45
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