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7月号【横部 実佳 + ペンタックス K100D】第4週

~撮影にストレスを感じないK100D


 早いものでもう4週目。相変わらず全国的に天気が悪い。この調子だと関東の梅雨明けは8月になってしまいそう。カメラの設定は、私服がISO200/WB:昼光色、水着も同じ。他のパラメータも1週目から同じである。また私服の黄色バックは大型ストロボを2灯使用した。あまりにも天気が悪くどんよりした写真ばかりになっても面白くないため、緊急処置として使った。

 右のオフショットを見るとわかると思うが、大型ストロボを使った立ち以外のカットは、顔近辺の画角ギリギリの場所へ白レフを置いている。これは色カブリを和らげるためだ。もっと効果を得るには、白いシーツのような布を周りに敷き詰めるといい。バック紙の色カブリは、ちょっとカブるぶんにはいいのだが、あまりカブリ過ぎるのは好みではない。

 水着の下段2点は、レフ板を使わず自然の反射で撮っている。他のカットを拡大すると、眼の中に白くて丸いもの=レフ板が写り込んでいるので違いがわかるだろう。大型ストロボなどを使った場合も、同じく眼に照明が写り込む。グラビアやファッション誌など、眼に注意しながら見ると、どの位置からどんな照明やレフ板を使っているのかわかるので面白い。


 今週の掲載分で使ったレンズは、私服は右下のみ43mm、他は31mm。水着は左上と左下が31mm、他は43mmだ。31mmは写りはいいのだが、K100Dのボディーサイズを考えると少し大きいのが難点。カバンに入れて持ち運ぶにも、ちょっとかさばってしまう。43mmはお気に入りの1本。小型なのでK100Dに付けても違和感は無い。

 さて本体の話に戻したいところだが、*ist DL2と比較するにも、この連載で3月に触ったのが最後、記憶はあいまいだ。ただ、このシリーズは初代からファインダーの見え方が非常にいい。K100Dでは倍率が低くなっているがクリアで、資料を見るまで倍率が変わったことさえ気付かなかった程だ。

 11ある測距点は、筆者の場合センターしか使わないので、あまり関係無いものの、一般的には喜ばれるだろう。AFの速度も気にならない。レリーズタイムラグは普段使っているニコンD2Xと比較すると遅いが、この手の撮影では問題無い範囲だ。とにかく撮影中にストレスは全く感じなかった。ボディーがコンパクトなので、持ち運びも楽。価格を考えれば、コストパフォーマンスは抜群だろう。

actress 横部 実佳
casting アウラ・エージェント
photographer 西川和久
ペンタック K100D
DA 14mm F2.8 ED(IF)、FA 31mm F1.8 AL Limited、FA 43mm F1.9 Limited




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.net/blog/

2006/07/28 01:32
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