7月号は、ペンタックス K100Dと横部実佳ちゃんの登場。今回はちょっといつもとパターンを変え、私服1パターンと水着1パターンだけ撮影、私服2パターンと水着2パターンは来週天気になるのを願って持ち越しとした。さすがにここのところずっと暗い天気ばかりで、撮るのも見るのも辛いと思ったからだ。
K100Dは、同社初の手ブレ補正機能の付いたデジタル一眼レフカメラ。ボディにその機構を持っているので、全てのレンズで有効になる。ベースはほぼ*ist DL2と同じと思われ、有効画素数約6.1メガピクセルのAPS-CサイズCCDセンサーを搭載、最大記録画素数3,008×2,000ピクセル、ISO感度200/400/800/1600/3200、バッテリーは単三型電池4本、メディアはSDメモリーカード、2.5型(約21万画素)低温ポリシリコンTFTカラー液晶モニターなど。歴代のシリーズ同様、非常にコンパクトな一眼レフである。
同時にお借りしたレンズは、DA 14mm F2.8 ED(IF)、FA 31mm F1.8 AL Limited、FA 43mm F1.9 Limitedの3本。筆者お気に入りの明るい単焦点レンズ3本セットだ。バッテリーは、以前使って調子の良かったパナソニックのオキシライド乾電池を使用した。
ボディの感触やファインダーの見え方は*ist DL2と同じ。この*ist Dシリーズはコンパクトでファインダーの見え方も良く、シャッター音もいい意味でそれなり……と、筆者的には気に入っている一眼レフだ。そのカメラに手ブレ補正が付いたのだから、さらに○が増えることになる。
カメラのセッティングは私服はISO200でWB:昼光色、水着はISO200でWB:昼光色。JPEG/Fine(3,008×2,000ピクセル)、ナチュラル・モードで撮影した。水着はこの天候で自然光を望むのは無理。知り合いのスタジオをお借りし、前回同様にキノフロを使った。ISO200スタートなのでシャッタースピードはそれなりに稼げる。実は同じ水着でテイストを変えるため大型ストロボ2灯でも撮っている。
いずれにしても絵的には面白くないかも知れないが、この梅雨の真っ只中、お許し願いたい。来週晴れ間が見える事を祈って……。(つづく)
actress 横部 実佳
casting アウラ・エージェント
photographer 西川和久 ペンタック K100D DA 14mm F2.8 ED(IF)、FA 31mm F1.8 AL Limited、FA 43mm F1.9 Limited
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