デジカメ Watch
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6月号【山口 春菜 + エプソン R-D1s】第4週

~気軽に使いたいレンジファインダー機


 4週目のカメラの設定は、私服がISO200、WB:昼光色。自然光での水着(上段左/中央、下段右)はISO400、WB:昼光色、キノフロでの水着(上段右、下段左)はISO200、WB:昼光色だ。レンズは私服右上だけ50mm、他はほとんど28mmを使っている。このカメラはExifにレンズ情報が無いので、何を使ったかを後から調べるのに苦労する。

 筆者が初めて買った(まともな)カメラはレンジファインダー機のCONTAX G1だった。後にG2を買い足し、デジカメが100万画素超える頃まではフィルムスキャナと共に使っていた。その後はデジカメが一般的になり、「いつかはG2デジタルが出る!」と思いながら持ち続けていたものの、残念ながらその夢もメーカーと共に消え、現在このR-D1sのみがデジカメ唯一のレンジファインダー機になっている。ちょっと複雑な心境だ。


 今回撮影しながら一番自分で不思議に思ったのは、使ったレンズだ。いつもの仕事なら、35mmか50mmばかりなのだが、このカメラでは何故か28mmと35mm。それも圧倒的に28mmの比率が高い。イメージャは同じAPS-Cサイズなので、画角的には同じにも関わらず、28mmの方がファインダー越しに見る感じが良かったのだ。もちろん水着を撮った場所は狭い空間だったので、広角でないと引けないという理由もあるが、それにしても自分的に「?」だった。きっと一眼レフとレンジファインダーとで、持った瞬間に何か感覚的なものが変わるのだろう。

 もうひとつ気が付いたのは、撮影中のオフショット。構え方が明からに一眼レフだ(笑)。この撮影は短い時間である程度の枚数が必要なので、無意識ながらどうしても頭が仕事モードになっている。レンジファインダー機はもっと気軽に使いたい。水着が無ければプラプラ散歩しながら撮ってもいいのだが、時間的に水着を撮る場所から離れることはできず残念。

 撮影にはSDメモリーカードの512MBを使った。JPEG/Large/Fineだと約160枚程度撮れる。ただこのカメラはどちらかというと、RAWで撮り後から現像“も”楽しむタイプのカメラだろう。いろいろな意味で久々にG2を持って写真を撮りに行きたくなった、今回の撮影だった。

actress 山口 春菜アウラ・エージェント
photographer 西川和久
エプソン R-D1s
Voigtlander Color-Skopar 28mm F3.5、35mm F2.5、50mm F2.5




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.net/blog/

2006/06/30 00:43
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