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4月号【水木由奈 + キヤノン EOS 30D】第4週

~軟らかい写りのレンズ


 4週目のカメラの設定は、私服のガード下とカフェはISO200、WB:昼光色、他はISO100。水着はISO200、WB:4,800K。また私服は8Mモード、JPEG/Fine、水着は3Mモード、JPEG/Fineだ。

 各撮影データは、私服上段左が50mm、F4、1/250秒、上段右が50mm、F5.6、1/160秒。中段が35mm、F5.6、1/125秒。下段左が35mm、F2.8、1/50秒、下段右が50mm、F5.6、1/160秒。水着上段左が35mm、F2.8、1/160秒、上段右が35mm、F2.8、1/125秒。中段が35mm、F2.8、1/160秒。下段左が35mm、F2.8、1/125秒、下段右が35mm、F2.8、1/125秒。天気が良かったので、室内でも比較的シャッタースピードが速いことがわかる。

 今回お借りしたEF 35mm F1.4L USMはなかなか調子が良かった。写りもいい。とはいえこの手の撮影なら、価格差を考えるとコンパクトなEF 35mm F2で十分だ。いずれにしてもEFマウントのレンズラインナップは豊富。迷うことはあっても使いたいレンズが無いといった事態にはならない。普段はニコンを使っているが、久々にキヤノンのレンズを使うと写りが軟らかい。JPEGで出力される画像もそんな感じだ。

 そう言えば、これまで仕事では圧倒的(全体の80%)に35mmを使うケースが多かったのだが、最近は50mmばかりになってきた。これには理由がある。普通の(?)グラビアが多いからだ。セクシー系になればなるほど広角を使う。


 さて、先週に引き続きもう一点質問にお答えする。「水着の肩ひもがねじれているのに何故直さないのか?」答えは「直すと表情とポーズがリセットするから」だ。もちろんスタイリストなど専門のスタッフがいれば話は別だが、この連載は2人だけで撮るケースが非常に多い。直そうとすると、本人がいったん起き上がり、何処かで直して、そして撮り直し……。そうすると完全にリセット。あまりにもひどくない限り、そのまま撮り続けている。

 由奈ちゃんの好きなポーズ(?)は私服中段のアカンベーらしい。連載では1カットのみ使ったが、撮った写真にはたくさん入っている。水着のオフショットでも、よく見るとやっているのがわかる。中でも一番可愛かったのが、このカットというわけだ。


actress 水木由奈アウラ・エージェント
photographer 西川和久
キヤノン EOS 30D
EF 35mm F1.4L、EF 50mm F1.4



URL
  バックナンバー
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend_backnumber/



西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.net/blog/

2006/04/28 01:18
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