4月号はキヤノン EOS 30Dと水木由奈ちゃんの登場だ。撮影日は絶好の花見日和。私服1点目は迷わず近くの目黒川へ行った。平日の午前中、人も車もそれほど通らないだろう……と思っていたのだが、行き来の多いこと。結構撮りづらく、これだけはちょっと予定外だった。
EOS 30Dのスペックは、有効画素数約820万画素のAPS-CサイズCCD、最大記録画素数3,504×2,336ピクセル、ISO感度100/200/400/800/1600(3200は感度拡張)、バッテリーはバッテリーパックBP-511A(またはBP-514/BP-511/BP-512)1個使用、メディアはCF、2.5型約23万画素のTFT液晶モニター……など。EOS 20Dの後継機にあたる。
もともと筆者はEOSユーザーだったので、EF 24mm F2.8、EF 35mm F2、EF 50mm F1.4、EF 85mm F1.2Lといったレンズを持っているのだが、EF 35mm F2とEF 85mm F1.2Lは故障中。85mmはまだしも35mmがないとつらいので、ボディとともに1ランク上のEF 35mm F1.4Lをお借りした。
カメラのセッティングは私服ISO100でWB:昼光色、水着ISO200でWB:4,800K。私服と水着1点目に限ってJPEG(3M)/Fine/sRGBで撮っている。掲載サイズとまったく同じ2,544×1,696ピクセルだったからだ。このため普段とは違い、Exif情報が残っているので詳細はそちらをご覧いただきたい。但し、解像感の不足から後半の私服と水着2点目はJPEG(8M)/Fineへ切り替えている。今週は私服上段2カットのみ50mm、他は全て35mmを使用した。
20Dからの改良点のひとつである色調整機能「ピクチャースタイル」が搭載されたので、今回は全てポートレートモードで撮ってみた。雰囲気が少し赤みがかかるのと、もしかしたら肌のスムージング的な処理を若干行なっているかもしれない。ただ開発担当に確認したわけでもなく、レンズの描写力が影響している可能性もあるので、間違っていたら申し訳ない。
水木由奈ちゃんは、2005年6月号(ニコン D50)のモデル、水木杏奈ちゃんの双子の妹だ。素で見るとあまり似てないのだが、ファインダー越しだと時折そっくりな表情をする。
桜の枝は、目黒川からの帰り間際、たまたま落ちていたので拾って水着のワンポイントに使った。折ってきたわけではないので誤解なき様。本当は花びらを拾ってベッドの上に散らそうか!? と話をしていたものの、時間が押し、部屋に光が入らなくなるのでそのまま撤収した。(つづく)
actress 水木由奈@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 Canon EOS 30D EF 35mm F1.4L、EF 50mm F1.4
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
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2006/04/07 01:08
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