今週から2月号スタート。オリンパス E-500と楠織あやのちゃんの登場だ。撮影日は……やはりついてない。1週間前は毎日いい天気だったのに、曇天+ちょっと晴れ間という感じだ。とは言え、屋外に関しては久々にISO100をキープして撮り続けることができた。ただ、午後の方が天気はよかったので、今回は私服2点目から掲載している。
オリンパス E-500のスペックは、有効画素数約815万画素で17.3×13.0mmのフォーサーズCCDを搭載、最大記録画素数3,264×2,448ピクセル、ISO感度100~400相当(1/3段ステップ)、リチウムイオン充電池、メディアはCFとxDピクチャーカードのデュアル、約21.5万画素2.5型ハイパークリスタル液晶……などである。既にE-300は発売、E-330も発表されているが、同社フォーサーズ対応機の中堅的存在のデジタル一眼レフカメラだ。
レンズは全てZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5 1本のみ使用。衣装2点目はISO100、WB:昼光色、HQ(3,264×2,448ピクセル):1/4圧縮のJPEG/sRGB、カラーモード:フラット。室内RIFAを使った水着はISO200でWB:タングステンにしたが、他は全て同じである。Photoshopで若干コントラスト強調し、掲載サイズに縮小&トリミングした。シャープネスは施していない。
いろいろなサイトで、何故この連載でE-500を取り上げないのか? と書かれているので、ここでその理由を述べたい。
別にEシリーズに恨みがある訳はないし、昔からお世話になっているメーカーなので不義理する理由もない。ただ、ポートレートでちょうどいい画角の明るいレンズが、単焦点も含めて1本も無く、ISO400時に他社の機種と比較してノイジーなのがその理由である。唯一今回使ったズームレンズが何とか該当するものの、標準と言われる50mm(フォーサーズだと25mm)前後のF値は3.0~3.2になってしまう。APS-Cより小さいイメージャなので、ボケもあまり期待できないうえに、比較的暗い場所ではシャッタースピードの関係からISO感度を上げるしか手段がなくなる。
もちろん外で水着が撮れる時期なら問題ないものの、E-500は11月発表、E-300は9月発表、そして先日のE-330発表……と、ちょうど夏場を逃す形ばかり。この時期の水着の撮影は室内は照度不足、または照明を使う関係でどうしてもISO200以上(多くはISO400)になるケースが多く、レンズが暗いとなると結構辛い撮影となるのが目に見えている。今回はシャッタースピードが遅い中、何とかISO200で頑張ってみた。
このギターとのツーショットはあやのちゃんの希望だ。事務所に入ったとたん「あ! ギターだ。これ使えない!?」という話となり、ちょっと遊んでみた。事務所でRIFAを使ったパターンはワンパターン気味だったので、メリハリが付いていい感じだ。さらにこのE系搭載のCCDは赤が自然で、かつ映えるので面白い絵になった。ちなみにこのギターは筆者が大昔に弾いていたもので、フレットレス。弦はいつ張り替えたかすでに覚えてないほど使っていない。(つづく)
actress 楠織あやの@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 オリンパス E-500 ZUIKO DIGITAL 14-54mm 1:2.8-3.5
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2006/02/03 01:22
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