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8月号【泉たかこ + 松下電器 LUMIX DMC-FX8】編

~使いやすくて画質もいい手ブレ補正搭載機


 8月2週目は泉たかこちゃんと松下電器 LUMIX DMC-FX8。ロケ場所は、片瀬江ノ島の左側のビーチだ。相模大野駅あたりからそれっぽい人ばかりが電車に乗ってきたので、撮影大変かも!? と思ったが、駅に近い真ん中ではなく左端の方へ行ったこともあり、それほどでもなかった。

 DMC-FX8の仕様は、有効500万画素の1/2.5型CCD搭載、最大記録画素数2,560×1,920ピクセル、ISO感度オート/80/100/200/400、35mm判換算約35~105mm/F2.8~5.0の光学3倍ズームレンズ、2.5型の11.4万画素低温ポリシリコンTFTカラー液晶、専用リチウムイオン充電池(充電は専用ACアダプター)、メディアはSDメモリーカード……などである。最大の特徴は、手ブレ補正切換え(OFF/MODE1/MODE2)を持っていることだろう。今回は全てMODE1を使用した。

 カメラの設定はJPEG 5M/Fine、ISO80、WB:Dayligthのみで撮影している。前回のEXILIM EX-S500のように4Mモードがあればそれを使ったのだが、DMC-FX8の場合、5Mモードの下は3Mモードになってしまい、掲載サイズギリギリとなるため5Mモードを選択。Photoshopでトーンカーブを使い、レイアウトに合わせて4:3から3:2の比率へトリミング。気持ちアンシャープマスクを施している。

 実際撮って画質面で感じたことは、若干コントラストは浅いものの、ほとんどトーンカーブを触る必要が無い絵作り。特にR/G/Bのバランスはよく、マスタートーンカーブでコントラストを調整すれば十分いい感じになる。


 手ブレ補正は明るいので役に立たないな……と思っていたが、実はワンカット助けられていた。私服の右上、ダーツのカットだ。ISO80のままだったので、シャッタースピードは1/20秒になっている。初めから1/20秒程度になることがわかっていれば、それなりに構えるので手ブレしないが、他のカット同様ラフに扱っていたので、普通ならブレている可能性が高い。

 同社のカメラは久々に触ったのだが、操作感は非常によい。露出補正は十字キーの上を1回押し、左右キーで補正と、面倒と言えば面倒であるものの許容範囲。速度的な面も含め不満はなく、バッテリーに関しては約250枚でインジケータがひと目盛り減った。完全に無くなるにはもう少し撮れるので、一般的には十分だろう。

 浜辺で撮ったカットはけっこう苦労した。日向と日陰の輝度差があり過ぎるので、コントロールが難しく、一眼レフでも辛いシーンだ。グラビアの撮影でもこの昼間の時間帯は、屋内へ入るか日陰が多い場所で撮るのが一般的。それをコンパクト型のデジカメと前回同様小さいレフ板1枚で何とかしようというのだから、結構無理がある。どうやっても被写体に露出を合わせたうえで、空の色まで出すのは厳しい。したがって、背景の多くは砂浜か、アップで背景を飛ばす構図になってしまう。もちろん順光で撮れば肌も空も色が出るものの、絞り過ぎで(解像感的にも色的にも)妙な絵になってしまうのであまりお勧めしない。

 1枚目のビールを持っているカット。たかこちゃんは今年、キリンのキャンペーンガールをやっているとのことなので、撮ってみた。でも、ビールを飲みながら撮影しているわけではないので誤解なきよう(笑)。来週はキヤノン IXY DIGITAL 600の予定。お楽しみに!

actress 泉たかこアウラ・エージェント
photographer 西川和久
Panasonic DMC-FX8




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/08/12 00:08
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