この連載、ありがたい事にいろいろなBlogや掲示板などで取り上げて頂いている。その中で補足説明として1点お答えしたい。
基本的に撮影は筆者とモデル2人だけであり、現場には編集担当もマネージャもいない時が多い。オフショットで撮影中の写真が無いシーンは他には誰もいないことを意味する。また、スタイリストもヘアメイクも予算の都合上付けられない。全て自前メークで自前衣装である。
もちろんコーディネータもいないので、撮影場所は土地勘のある場所に限られるうえ、車の免許すらない筆者は移動範囲も狭くなる。少し前に、このコーナーはグラビアだと書いたものの、この点が一般的なグラビア誌と違うところだ。
逆にそう言った意味で、条件的には個人撮影のそれに近く(同じ)、参考にしていただける部分もあるのではないだろうか!? 現場で人の数が多すぎるのもやり辛いが、少なすぎるのも大変だったりする。
カメラに関しても多くの場合テストする時間も無くぶっつけ本番。扱ったカメラのユーザーから見れば、ピントや露出の出し方などに不満を持つ人も多いと思う。この点については申しわけない。ただ箱から出してすぐ、全く触ったこともない機器を半日程度で癖まで含めうまく扱うのはなかなか難しい。
話を撮影内容へ戻すと、筆者はどうも昔から背景がシンプルなのはあまり好みではないようだ。特に白バック。真面目過ぎて面白くない(と思う)。諸事情であえてバック紙を使う時は用途にもよるが、赤や青、黄色など色が付いているものを積極的に使う。
バック紙に色があると、ご覧のように被写体は色被りする。この4週を通して見て頂ければわかるように、同じ照明でも白バックと赤バックで肌の色が全く違うのだ。特に赤バックは肌色が色っぽくなるので、筆者的には一番好きだ。白ともう1色と言われた時は赤を選ぶことがほとんどである。
さて、8月号はタイムリーな一眼レフが無く、これまでとは違ったパターンを考えている。コンパクト型4機種、モデルの子4人で、各機種そして女の子ともに金曜1回限りの掲載となる。毎週どこかの浜辺へ行くので、ちょっと大変ではあるが、お楽しみに!
actress 由梨@アウラ・エージェント
photographer 西川和久 PENTAX *ist DL FA31mm F1.8AL Limited, DA40mm F2.8 Limited, FA50mm F1.4
![](/cda/static/image/2004/11/02/nishikawa.jpg) |
西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html |
2005/07/29 00:24
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