デジカメ Watch
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5月号【SACHI + ニコン D2X】第2週

〜シャドウ側の粘りは健在


 D2Xの画像をPhotoshopで触っていると面白いことに気が付く。前回、少しアンダー目に撮って、後で少しコントラスト強調すればいい感じになると書いたが、D1やD1Xとは若干違うコントラスト強調のオペレーションとなる。あくまでもD1とD1Xのコントラスト:LOWとD2Xのコントラスト:NORMALとを比較しての話となるが、前者は上も下も約10づつ詰めることが多い。

 しかし、D2Xに関しては上だけ詰ればOKとなる。つまり下に関しては触る必要が無く、カメラのハイライト側がかなり寝ている事を意味する。

 これに気が付いた時、昔、某カメラメーカーのエンジニアとの話を想い出した。白トビに関する話題である。担当者曰く、とにかくデジカメの画質は白トビに関して敏感過ぎるらしい。ライターも含めいろいろな人から毎機種出るごとに白トビする白トビすると言われる。で、写真を見ると「これは普通飛ぶでしょ!」と言う極端なシーンでさえも入っているということだ。

 例えば今回の写真であれば、私服の一番右下。レフを使って光を起こしているが、手の部分は直射日光が当たっている。目視しても飛んでいるのであるが、こんなシーンでさえも白トビする! となるらしい。そんなことが続き、いい加減嫌になり、ハイライト側は極力寝かせるチューニングをする様になったそうだ。

 コンパクト型も含め、多くのデジカメは筆者の知る限り標準設定のコントラストは浅く、全体的に眠い写りになっている。素材性重視と言えば、聞こえはいいが、どのメーカーもきっとこんな背景があるのだろう。


 もうひとつ気が付いたのは、ガンマを上げると色が極端に薄くなることだ。D1やD1Xでは、コントラスト強調をした後、気持ちガンマを上げていたが、同じ事をD2Xに施すと想定以上に色が薄くなってしまう。従って今回、一部を除き、ほぼ全てガンマは触っていない。

 シャドウ側は相変わらず粘りがある。少々アンダーに撮ってもハイライトを持ち上げればあまり不自然さも無く、濃くいい感じの肌色になっていく。この点はD1やD1Xと共通であり、キヤノンを含め他のメーカーには無い特徴だと思う。

 水着の2パターン目は、ご覧のようになっている。場所や雰囲気の関係もあり、水着の色が違うだけで、あまり絵的には変わらない写真になってしまった。

 若干変えたのはホワイトバランス。肌の色を黒の水着は暖色系、水色の水着は寒色系とし、見てて飽きないようにしたつもりだ。いずれにしてもISO感度400でこれだけ筆者の好きな感じの色になるカメラは今まで見たことがない。着エロ系にはいい味を出すに違いない。GW中にDVDビデオのオファーをもらったが、3日間中、残念ながら1日だけどうしても外せない予定がありNGとなってしまった。従ってD2Xの本番投入は未だ行なっていない。(つづく)

actress SACHI
photographer 西川和久
Nikon D2X
Ai AF Nikkor 24mm F2.8D, 35mm F2D, 85mm F1.4D
special thanks BAR Lasile




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/05/13 01:16
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