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4月号【吉田千晃 + キヤノン EOS Kiss Digital N】第4週

〜迷わず奨められる逸品


 今回はEOS Kiss Digital N本体の話を書こうと思う。1週目でも触れたが、とにかく第一印象は「小さい!」だ。筆者が仕事で使っているニコンD1Xなどを横に並べると、まるで大人と子どもほどの違いがある。これだけ小さいと大きめのLレンズなどを使うと逆にバランスが悪くなると思われる。この撮影で使ったような単焦点レンズか、EF-Sマウントの小型ズームレンズにするのが一番使い易いのではないだろうか!?

 いつも気にするシャッター音とファインダーの見え方は、シャッター音に関しては、旧Kissや10Dにあった様な「パッコ!」という音ではなく、金属的な「カシャーン!」という音に変わった。これはなかなかいい感じだ。他の撮影でもモデルの子がシャッター音が良いと言うほど。

 ことポートレート系の撮影では、シャッター音はテンポを出すのに非常に重要な役割を持つ。例えばコンパクト系の時、「ピッ!」など電子音的な音しか出ないので、結果、筆者が「せーの!」と声をかけて撮っている(笑)。端で見ていると普通の記念撮影に見えるかもしれない。Kiss Digital N以外で最近聞いた中ではコニカミノルタα-7 Digitalのシャッター音も良かった。

 逆にファインダーに関しては価格相応といったところだろう。画質は上位機種真っ青の写りであるが、ここだけは明らかに劣る部分だ。このシャッター音とファインダーは、パソコンでいうとキーボード(マウス)やモニタに相当すると思う。つまり一番使うユーザーインタフェース。良い(感覚に合う)ものだと使うのも楽しくなる。逆に高性能であってもこの部分が貧弱だと使いたくなくなってしまう。カメラの評価をする時、ファインダーを覗いて見え方が悪いと正直、気が重くなる。


 AFエリアは計中央5点、上下1点の計7点ある。ただ、このカメラに限らずセンター以外の部分はあまりあてにできず、通常筆者はセンターのみを使うため、AFエリアの数は評価の対象にはならない。

 Kissと上位モデルの操作上大きな違いは、ボディ背面に“サブ電子ダイアル”があるかどうかである。これを回すと露出補正やいろいろな操作がスピーディにファインダーから眼を離さずできる。非常に便利なダイアルであるが、ロックし忘れると知らない間に回ってしまい、値が変わっていたのを後で気が付くこともある。Kissの場合、どちらかと言えば初心者向けのカメラなので、逆に無い方が誤操作せずに済むとの考えなのだろう。

 実際使って一番驚いたのは、データ書込み時間の待ちが(筆者の撮り方では)皆無だったことだ。他誌でCCDRAWを使った撮影を行なったが、いつものJPEGのテンポでシャッターを切っても普通に扱えた。型も古いが、D1Xで調子に乗ってバシバシ押していると、いっぱいいっぱいになって、ちょっとしたインターバルが必要になる。約4年の歳月で入門機でさえもそれを超えてしまうとは技術の進歩は早いと実感してしまった。

 昔から筆者に「カメラが欲しいけど何にすれば?」という質問が友人などからメールで来る。ここ数年「予算とデザイン、好きなブランドで選べば!?」と答えていたが、最近は迷わずコンパクト型なら富士写真フイルムのFinePix F10、一眼レフなら今回のEOS Kiss Digital Nを奨めている。それだけこの2機種は群を抜いた逸品である。

actress 吉田千晃
photographer 西川和久
Canon EOS Kiss Digital N
EF24mm F2.8, EF35mm F2, EF50mm F1.4 USM
special thanks FRAMES渋谷店




西川 和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.cfc.co.jp/knishika/index.html

2005/04/22 17:36
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