Summit Creative LIFE 信頼のバッグと創作活動の頂きへ
撮影機会を逃さない充実の収納力
山本純一さんが愛用する「テンジン 45L ジップ バックパック」
- 提供:
- 株式会社ワイドトレード
2025年10月20日 07:30
カメラバッグとして高い収納力と機能性を有しながら、アウトドア用としても揺るぎない信頼性を備えている。そんなプロダクトを目指して立ち上がった新たなカメラバッグブランドがSummit Creativeです。
頂きを意味するSummitの名を冠する製品が、創作活動の高みを目指す写真家たちを支えています。Summit Creativeブランドの魅力をお届けする連載の第3回目は、「テンジン 45L ジップ バックパック」を愛用する山本純一さんの登場です。
1960年帯広市生まれ、札幌市在住。23年間の会社員生活を経て、2007年「Pure Peak Photo」を設立しフリーランスの写真家として活動をスタート。北海道の自然風景と動物をテーマに撮影を続けている。日本写真家協会(JPS)会員、日本自然科学写真協会(SSP)会員、全日本写真連盟関東本部委員
※本企画は『デジタルカメラマガジン2025年11月号』より転載・加筆したものです。
理想のバッグに出合えれば撮影意欲が湧き上がってくる
自分に合ったカメラバッグに出合えなければ、撮影する意欲や機会が自然と減ってしまう。デザインや見た目の良さも確かに選定のポイントにはなるが、何より重要なのが長時間の使用時における肉体疲労度の軽減とバッグの耐久性である。
これまで、10個以上のカメラバッグを使用してきた経験から判断すると、今回のテンジン 45Lは多様な写真家のニーズに真摯に向き合って丁寧に作られた、今までにない革新的なカメラバッグだと感じた。
写真家にとってカメラバッグは、フィールドで一緒に過ごす相棒のような存在である。重要な撮影機材を安全に、かつ肉体の疲労をできるだけ少なく運ぶことが求められる。今回のバッグは背負ってみると想像以上に軽く感じられ、さらに数時間歩くと、疲労度が明らかに少ない。これは移動時に横揺れを軽減するために採用したサポートフレームの効果だろう。
45Lの大容量でありながら約2.84kgと非常に軽量だ。その上、骨組みにアルミ合金製のフレームを組み込むことで移動時の横揺れが明らかに軽減され、機材を満載にしても疲労度が従来のバッグより格段に少ない。
背面アクセスのメイン収納部は横開きで、EOS R1にRF100-300mm F2.8 L IS USMを装着したまま収納可能。そのほかにサブカメラや望遠ズームレンズも収まる。風景か動物なのか、撮影対象によって機材構成を変えているが、大容量のおかげで被写体によってカメラバッグを変える必要がない。季節によっては防寒着などを入れるなど、安心して撮影に臨める。
バッグをはじめて触ったとき、その大容量に魅力を感じ、迷わず購入を決めた。実際に購入してからの取材は、ほぼ全てテンジン 45Lを使用している。このバッグ1つでほとんどの取材に対応できるようになり、非常に満足している。今までは、被写体を変えるたびに入れ替え作業が煩雑で、必要な機材を忘れることも多々あったからだ。
バッグ上部には、2つの収納スペースが用意されている。2つのジッパーからそれぞれアクセスができ、どちらも広いスペースが確保されている。取材の内容によって変えることもあるが、私の場合は基本的に背面側(写真左)に超広角ズームレンズの2本。前面側(写真右)には、最も使用頻度の高い大口径標準ズームレンズのRF24-105mm F2.8 L IS USM Zをセット。
さらに空きスペースにはバッテリーやレリーズケーブルなどの小物を収納している。200mmクラスの望遠ズームレンズを余裕で収納できるのがうれしい。
自然相手の撮影が主だが、撮影地の天候を先読みするにも限界がある。悪天候に遭遇したとき、ポンチョや防水カバーを忘れ、機材を守るのに苦労したこともあった。テンジン 45Lは、撥水性の高い420Dナイロン生地を使用している上、防水ファスナーや強度の高い耐摩耗性のある素材も採用している。おかげで、どんな天候でも取材に集中できる。
テンジン 45Lの魅力は、収納スペースの多さにもある。ショルダーストラップやウエストベルトの左右両方に収納スペースがあるので、スマートフォンやモバイルバッテリー、ペンライト、地図などといった小物を収納できる。私はウエストベルトにメモリーカードケースを入れて使用しているが、カード交換が素早く行えるので便利だ。