特別企画
人気の教本シリーズ最新刊「超絶写真術」が登場!
SNSで人気の写真家7名に学ぶ、作品制作の"超絶技巧"
2017年7月4日 07:00
2015年発売の「何気ない風景をダイナミックに変える 絶景写真術」以来、様々な切り口でシリーズ展開してきたインプレスの撮り方教本。最新刊となる「最高の1枚を『撮る・仕上げる』で生み出す 超絶写真術」が7月7日に発売されます。
昨今ではFacebook、Twitter、Instagramといったインターネット上で写真作品を発表する人が増えており、そうした背景を踏まえて企画されたのが本書です。"SNSで人気の写真家に学ぶ本"をコンセプトに、 SNSで注目を集める写真家のテクニックに迫っています。
登場写真家と、それぞれのInstagramアカウント
・別所隆弘(@takahiro_bessho)
・黒田明臣(@artratio)
・小山満太郎(@mantaroq)
・北村佑介(@keyynwa)
・千田智康(@chikkun_photo)
・イルコ 光の魔術師(@ilkoallexandroff)
・Nana*(@necozalenky_life)
いま"SNSで人気の写真"というと、とにかく彩度が高くて派手さばかり、といったような特定のイメージで一括りにされてしまうことも少なくありません。しかし本書内の作品を眺めていると、そうした作風ばかりが流行ではないことがわかります。
実際に多くの人気を集めている「最高の1枚」は、撮影の状況、カメラの設定、現像テクニックまでを含め、撮り手が細やかなこだわりを完遂することで生まれています。それが結果として"伝わる写真"になり、多くの人から注目されるわけです。
本書を企画・編集した担当者自身も、登場する写真家たちの制作過程を追いながら「こんなことまで考えているのか!」と驚かされたそうです。
撮影テーマごとの6章構成
本書は前作に寄せられた「もっとRAW現像について知りたい」との声に応え、撮影からRAW現像まで一貫して解説する構成になっています。解説はLightroomが基本です。
各ページでは、ひとつひとつの「イメージ」(大きく掲載している作品)に対し、「ロケーション」「撮影」「RAW現像」の3ポイントを解説。写真家がどのような足取り・思考で作品を撮り、目指すイメージに仕上げていったか、順を追って研究できます。
本書の章立ては次の通り。それぞれ4〜6の作品解説で構成されており、「小山満太郎流 あなたはオレンジ派? 紫派? 夕景写真の捉え方」といったコラムも各章に収録。
- CHAPTER1 風景写真の超絶技巧
- CHAPTER2 花写真の超絶技巧
- CHAPTER3 スナップ写真の超絶技巧
- CHAPTER4 ポートレートの超絶技巧
- CHAPTER5 夜写真の超絶技巧
- CHAPTER6 テーブルフォトの超絶技巧
また、このところ人気再燃のフィルムカメラで撮影したような質感を狙うテクニックもあります。実際にフィルムで撮影した作例と、RAW現像でその雰囲気を再現した作品の比較は必見です。
ここでは全てを紹介しきれませんが、ぜひ本書を通じて、SNSで人気を集める写真たちの並々ならぬこだわりに触れてみてください。また、いかにデジタルカメラが作品制作の幅と可能性を広げたかも、RAW現像テクニックを試しながら実感できることでしょう。