デジカメアイテム丼
“エアーセル”で守るレンズポーチ(読者プレゼントあり)
ジャパンホビーツール「DARUMA-達磨-だるま」
Reported byブリリアント山崎(2016/1/8 13:37)
レンズ交換式カメラになくてはならないのが交換レンズであるが、複数本レンズを持ち歩きたくなった時その持ち運びは悩ましい。なにせ物によってはカメラ本体よりも高価なものであるから雑に扱うわけにもいかない。
カメラバッグという手もあるが、今回は縁起を担いでジャパンホビーツールから発売されたレンズポーチ、「DARUMA-達磨-だるま」をご紹介したいと思う。実に新年にふさわしいネーミングではないだろうか?
ちなみにカラーは、ブラックとオリーブドラブの2種類。オリーブドラブとは戦闘車両などに使われる色であり、ミリタリー調のファッションや同社のカモフラージュ柄のアクセサリーにもマッチする。一方、定番のブラックは装着するカメラバッグを選ばない。価格は税別6,875円だ。
大口径標準ズームレンズにも対応
DARUMA-達磨-だるま(以下DARUMA)の外寸は長さ、直径ともに130mmだが、ある程度の伸縮性があるため収納可能なレンズのサイズは、長さ145mm、直径105mmまでとなっている。
一例を挙げるとキヤノンであればEF24-70mm F2.8L II USM、ニコンであればAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRなどもフードを逆付けした状態で収納することが可能。
レンズをしっかりと保護してくれる「エアーセル」
ネオプレン素材の巾着袋のような一般的なレンズポーチと違い、DARUMAの内側には「エアーセル」と呼ばれる空気が封入されたセルが並んでおり、よりしっかりとレンズを保護してくれる。これならば高価なレンズでも安心して任せることができるだろう。
また小さめのレンズを入れた際、DARUMAの内部で多少揺れるような場合でもエアーセルのおかげで安心感がある。
4種類のベルト通しでさまざまな場所に取り付け可能
DARUMA本体外側には4種類の幅(4/6/9/12cm)のベルト通しが付いており、ズボンのベルトやストラップを外せるタイプのショルダーバッグなどにも取り付けることができるようになっている。適切な幅のベルト通しを選ぶことで、DARUMA本体が揺れにくく安心感が高まる。
新年にふさわしいアクセサリー
一般的なレンズポーチはバッグに収納するためのものが多く、レンズ保護にそこまで重点を置かない傾向にあった。だがこのDARUMAは先述したエアーセルの採用に加え、フックやさまざまなサイズのベルト通しを用意することで、レンズポーチ単体でベルトなどに取り付け持ち歩くというスタイルを重視している。
巾着タイプのレンズポーチと違って常に丸い形状を保っている点も、レンズ交換の際に外したレンズを片手で入れることができ、利便性を高める一因となっている。
これならカメラバッグを持たずにカメラ+DARUMAという構成はもちろんだが、何かと機材を詰め込んで容量が足りなくなりがちなカメラバッグでも、このDARUMAをショルダーストラップに装着することでサブポケット的な役割を果たしてくれる点を強調しておきたい。レンズを1本余分に持ち運べるというメリットは大きく、もしかするとDARUMAが普段持ち歩く機材構成に一石を投じるかもしれない。
最初にこの製品を見た時、なぜレンズポーチに「だるま」という名称をつけたのか不思議だったが、だるまで有名な高崎のだるま弁当を考えれば、だるまの中に何かを入れるのは1つのセオリーなのかもしれない。