デジカメアイテム丼

SanDisk謹製、SDカード型のメモリーカードケース

左が「SanDisk Memory Card Case」。右はサイズ比較のSDカード

ウエスタンデジタルの「SanDisk Memory Card Case」を入手したため、その外観をレポートする。現時点では直販サイトのみでの取り扱いで、価格は税込2,780円。

本製品は、もう見たまんま、SanDiskのSDカード「Extreme Pro」シリーズのデザインを踏襲したメモリーカードケースだ。最初に発売されたのは2022年12月だが1週間ほどで完売し、2023年6月に再販されたとのことで、本稿執筆時点では再び入手可能となっている。

外装はプラスチック製。防水仕様の密閉型ケースとしており、側面のロックを解除して内部にアクセスする。用意されたスペースをフルに使うと、CFexpress/CFを4枚、SDを8枚、microSDを8枚収納できる。

ケースの内部
CFexpress Type Bを収納したところ

内部は階段状になっており、microSDの上にSD、その上にCFexpress/CFが重なる形で収納できる。重ねてもそれぞれは干渉しない。シリコーン製のインナーはホールド力が強く、持ち歩いているうちに中でカードが散らばることもなさそうだ。

しっかりとしたフィット感があり、安心できる印象

おおよその外形寸法は約110×85×21mm(カラビナ取り付け部含む。実測値)。スペース効率を追求したデザインという感じでもなく、microSDの上にSDを入れるとmicroSDが完全に隠れてしまうため一覧性にも欠けるが、SanDisk公式でこの「SDカードがでっかくなっちゃった」的な見た目を実現しているところが、何とも愛おしいではないか。バッグの中に、デスクの上に、ふとした瞬間に楽しい気持ちになれる一品だ。

本誌:鈴木誠