OLYMPUS PEN E-P3は、着脱式グリップという新たなギミックを採用した。グリップが取り外せるだけでも新鮮だが、オプションで様々なタイプのグリップを用意し、グリップカスタマイズという楽しみを提案している。
ただし、従来通りレザーケースでドレスアップしたいという人も少なくないだろう。ケースで飾るか、グリップで飾るか。ドレスアップファンには悩ましいところだ。このふたつの選択肢を同時に満たしてくれるのが、リコイルのE-P3用レザーケースである。
※この記事を読んで行なった行為によって生じた損害はデジカメWatch編集部、澤村徹および、メーカー、購入店もその責を負いません。また、デジカメWatch編集部および澤村徹は、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。- ボディ:OLYMPUS PEN E-P3(シルバー)
- レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2
- フード:LH-48
- グリップ:MCG-3PR CRF(カーボンファイバー柄)
- ケース:リコイル PEN E-P3用カスタムメイドケース(ターコイズブルー)
- ストラップ:リコイル ショルダーストラップ(参考商品)
リコイルのE-P3用レザーケースは、ケースの上からグリップが装着できる。着脱式グリップという新機軸を、損なわずにドレスアップできるレザーケースだ。レザーカラーとグリップの柄を好みの配色で組み合わせ、オリジナルスタイルを生み出すことができる。
同社はE-P3向けにスタンダードケースとカスタムメイドケースの2タイプと用意している。ここで取り上げているケースはカスタムメイドケースだ。向かって左側の底部が開閉し、バッテリーとメモリーカードにイージーアクセスできる。グリップとケースを外す手間がなく、使い勝手を重視した機能的なスタイルだ。
また、本製品のカラーはクリスマス限定色となっており、ターコイズブルー、セドログリーン、チェリバーノオレンジという明るいカラーをラインナップしている。上質のイタリーレザーを用いているため、新品の状態でしなやかで手に良くなじむ。女性ユーザーでも抵抗感なく使えるレザーケースだ。なお、このクリスマス限定モデルはカスタムメイドケースとスタンダードケース、双方の形状が用意され、11月中旬より販売予定だ。
ターコイズブルーとカスタードイエローを合わせたストラップは、現時点では参考商品となる |
- ボディ:OLYMPUS PEN E-P3(シルバー)
- レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2
- フード:ユーエヌ スクエアーフード専用キャップ付(46mm)
- グリップ:MCG-3PR AMB(べっ甲柄)
- ケース:リコイル PEN E-P3用スタンダードケース(手染めカラー)
スタンダードケースを用いたスタイルも紹介しておこう。スタンダードケースとカスタムメイドケースの大きなちがいは、底面開閉部の有無だ。スタンダードケースは底部のイージーアクセスに対応しておらず、一般的なハーフケーススタイルとなる。底面にやや厚みを持たせたデザインで、外寸はカスタムメイドケースとほぼ同等だ。カメラグリップの装着に対応し、ケースとグリップのカラーコーディネイトが楽しめる。なお、カスタムメイドケースはレザーの種類やカラーのセミオーダーに対応しているが、スタンダードケースは定番色のみのラインナップとなる。
レンズフードはユーエヌのスクエアフードを選んでみた。本製品は49/46/37mmの3サイズをラインナップしており、M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2のフィルター径に合わせてここでは46mm径の製品を装着している。開放から絞り込んだ状態まで、ケラレなしで撮影可能だ。
OLYMPUS PEN E-P3は本コーナー初登場となるが、初代E-P1から外観があまり変わっていないこともあり、従来通りドレスアップしやすいボディだ。今回カメラグリップを一通りそろえ、その中からケースのカラーに似合うものを紹介してみた。ケース以外のアプローチとしては、貼り革キットとカメラグリップの組み合わせもおもしろいだろう。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0は純正で角型メタルフードが用意されており、この造形がかなり秀逸だ。その一方で、このレンズはオーソドックスな46mm径のねじ切りがあり、汎用フードが装着しやすい。鏡胴デザインがほどよくクラシカルなので、クラシックカメラ用のフードを合わせてもよいだろう。
2011/11/9 00:00