写真展

写真展「銀座を愛する写真家たち」

(リコーイメージングスクエア)

©師岡宏次

銀座は近代都市である東京を代表する街である。この銀座の街をこよなく愛した写真家が師岡宏次氏である。今年ちょうど生誕百年を迎えた。師岡氏は銀座を戦前から戦後にかけて50年間にわたり、時代の変遷とともにそこに集う人々を生き生きと捉えている。師岡氏は写真集の中で「都会の中で最も都会的な銀座は多面的な顔をもつと・・そこに生きた、その生き方によって、みんな印象が違っていて、それが銀座を断定的にいえないのが本当かも知れない。」と述べている。すなわち変貌していく街と息衝く人々がテーマであるからして、氏にとって写すことに終止符をうつことができないほど魅力に富んだ街であったわけだ。今回の写真展は『銀座』という共通の舞台を、時代、国籍の違う4名の写真家の視点で表現。師岡氏の記録した貴重な作品と、現在を活躍するテラウチマサト氏、フィリップ・サルーン氏、ミシャ・アーウィット氏の3人の作家によるユーモラスに、また時にウィットに富んだ作品とのコラボレーションによって構成。そこには写真家がシャッターを切らずにはいられない理由があり、作家それぞれの世界観が愉しめる。

(写真展情報より)

参加する作家は、師岡宏次、テラウチマサト、フィリップ・サルーン、ミシャ・アーウィット(順不同・敬称略)。

  • ・会場:リコーイメージングスクエア銀座
  • ・住所:東京都中央区銀座5-7-2三愛ドリームセンター8階 A.W.Pギャラリーゾーン
  • ・会期:2014年10月22日水曜日~2014年11月16日日曜日
  • ・時間:11時~19時(最終日16時まで)
  • ・休館:火曜日
  • ・入場:510円・年間パスポート3,600円・ペンタックスリコーファミリークラブ会員は無料(年間パスポート発行手数料324円が必要)※いずれも税込

(デジカメWatch編集部)