写真展告知

第40回 「日本の自然」写真コンテスト 受賞作品展

最優秀賞 ソニー4K賞「負けてたまるか」(撮影:坂本誠) Captured by Sony α1、Sony FE 600mm F4 GM OSS+SEL14TC

αプラザ(名古屋)では、12月9日(土)から12月21日(木)までの期間、「日本の自然」写真コンテストの受賞作品展を開催している。

同コンテストは、朝日新聞社が1983年に行った「21世紀に残したい日本の自然100選」を記念して始まり、今回で40回を迎える。

「いつまでも守り続けたい日本の自然」をテーマに、プリント応募が対象となるプリント部門]は、5,022点の作品の中から「最優秀賞」含む60点が選ばれた。

また、ウェブ応募のデジタル部門では、1万421点の作品が寄せられ、「最優秀賞ソニー4K賞」と30歳以下の応募者を対象にした「ソニーネクストフォトグラファー賞」を含む37点が選ばれたという。

美しく優雅なだけではない
荒々しい野鳥のたくましさを表現

昨年は子熊の写真で入賞したのですが、実はここ数年は野鳥の美しさに魅了され、その撮影に力を注いでいます。この写真はコミミズクとノスリの縄張り争いの様子を撮影しました。おそらくは越冬のために南下してきたコミミズクがノスリの縄張りに入り込んでしまったのでしょう。ものすごいスピードで目の前を横切ったコミミズクに気付き、カメラを構えた時にはノスリがコミミズクを掴んでいるところでした。ふだん目にする、優雅に舞う野鳥達の裏側にある厳しいシーンを撮影できてよかったです。貴重なシャッターチャンスを逃さぬよう、いつも車の助手席にシャッター速度を速めに設定したカメラを置いているのですが、今回はそれが功を奏しました。秒間約30コマの連写が可能で、フォーカス性能にも優れた『α1』の恩恵も大きかったと思っています。

なお、先日の秋田県の豪雨では、私が撮影に赴く野山にも大きな影響がありました。特に心配なのが雛の生育です。大きな影響なく、また来年も野鳥が元気に過ごせるようになることを祈っています。

最優秀賞 ソニー4K賞「負けてたまるか」 撮影者コメント

会場

αプラザ(名古屋)
ソニーストア 名古屋内

開催期間

2023年12月9日(土)~12月21日(木)

開催時間

11時00分~19時00分

定休日

なし(12月31日、1月1日、法定点検日などを除く)