イベント告知

大正ロマン×百段階段 ~文豪が誘うノスタルジックの世界~

株式会社目黒雅叙園では、ホテル雅叙園東京の館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」において、「大正ロマン×百段階段 ~文豪が誘うノスタルジックの世界~」を開催している。

3月25日から6月11日までの期間限定イベントとなっており、「写真映えする」「物語の世界に入り込んだようだ」などの反響があり、既に来場者が2万人を突破しているという。

また、文豪の名作に現代の人気イラストレーターがイラストを添え、絵本感覚で愉しめる「乙女の本棚」(立東舎)とのコラボレーションで実現した企画展となっており、オリジナル楽曲が流れる会場に物語のワンシーンを立体展示で再現している。

フォトスポットも用意されており、例えば「草丘の間」では、萩原朔太郎作の「猫町」でミステリー空間を旅行するシーンに登場する時計店、写真館、喫茶室が軒を連ねるレトロな街並みを表現。写真館のソファや喫茶室の席には、実際に座ることができ、物語の世界に溶け込んだ撮影が可能となっている。

なお、展示会場である「百段階段」は、1935(昭和10)年に建てられた、ホテル内に現存する唯一の木造建築。文豪たちが生きた時代を想わせるレトロ建築は、それ自体がフォトジェニックなスポットになっている。

加えて、「頂上の間」をはじめとする各所には、レトロ感のある写真映えする撮影用セットを用意。直接セットに手を触れて撮影が行えるスポットなどもあるという。

イベント名

大正ロマン×百段階段~文豪が誘うノスタルジックの世界~

会場

ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1

開催期間

3月25日(土)~6月11日(日)

開催時間

11時00分~18時00分(最終入館は17時30分まで)

料金

平日:1,200円(当日券)、学生600円
土日祝:1,500円(当日券)、学生800円

出展作品(作品作者名『作品名』×挿絵作者名の順)

萩原朔太郎『猫町』×しきみ
中島敦『山月記』×ねこ助
太宰治『葉桜と魔笛』×紗久楽さわ
小川未明『月夜とめがね』×げみ
泉鏡花『外科室』×ホノジロトヲジ
谷崎潤一郎『秘密』×マツオヒロミ

主催

ホテル雅叙園東京

協力

立東舎