イベント告知

CP+2019:開催概要が発表 メインコピーは「写真の"わくわく"に出会おう!」

ニーズは「セミナー・講演会」にあり 昨年は女性客5割を達成

横浜市長の林文子氏(左)とCIPA代表理事会長の牛田一雄氏(右)

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)とフォト・ヨコハマ実行委員会は12月13日、「CP+2019/フォト・ヨコハマ2019合同記者発表会」を開催した。

CP+は、2010年より開催している写真映像関連機器の展示会・フォトイベント。開催は2019年で10回目。「CP+2019」の開催日時は2019年2月28日(木)〜3月3日(日)の4日間。入場料は税込1,500円だがWeb事前登録で無料。

CP+2019では、同時期に横浜で開催するフォトイベント「フォト・ヨコハマ」と連携して「写真の"わくわく"を創出する場」と位置付け、近年より重視している新規来場者および女性来場者の増加に向けた施策を継続する方針。初心者から写真愛好家、プロ、ビジネスユーザーに向けた様々な企画を用意しているという。メインコピーは「写真の"わくわく"に出会おう!」。

CP+2019のメインビジュアル。「10th anniversary」の文字が見える
CP+が今後増やしていきたいターゲット層
CIPA CP+実行委員長の廣瀬行哉氏

今回の発表会では、来年で10回目の開催という節目ということもあり、主に来場者数と来場者の属性に関して、過去9回分のデータ推移を振り返った。

入場者数は、2018年で過去最多を記録。来場者に占める女性の割合は、2018年で初めて20%を超えた。女性来場者に向けた施策を今後も継続し、引き続き女性来場者の割り合いを増やしていきたい意向だという。

新規来場者の割り合いも微増を続けており、2017年の開催からは、女性来場者も5割を超えている。

来場者がCP+に期待するコンテンツとしては、2018年より「セミナー・講演会」の項目が大幅に伸長。「中古カメラフェア」や「フォトアクセサリーアウトレット」の割合も伸びてきており、廣瀬委員長は、「自分のためになる何かを持ち帰りたいという期待が高まっているのではないか」と分析している。

12月12日時点の出店申込状況としては、124社/団体が1,148小間を申し込んでおり、昨年に引き続いて過去最多となった。目標とする来場者数は昨年と同じく7万人で据え置き。

2018年より実施している「Photo Weekend」は、若者を対象にした土日限定の写真関連イベント群。話題の写真家によるステージや作品展示、初心者向けセミナーを実施する。フォトカルチャーを軸に、様々なジャンルについて話すステージイベントの登壇者は、ヨシダナギさん、佐藤健寿さん、橋本塁さん、モーガン小山茉愛羅さん、久方広之さんら。

このほかPhoto Weekendでは、参加型アート展として2017年より都内で開催している「VYNYL MUSEUM」とのコラボ企画として、フォトスポットも用意。

フォトグラファーが来場者を撮影し、写真を手渡す「CP+写真館」には、女性誌「MORE」で活躍するフォトグラファーが参加。その場でプリントとデータを手渡す趣向となっている。

展示系イベントとしては、CP+10周年にちなんで"10"をテーマとした日本カメラ博物館の「カメラと10の物語(ストーリー)」、フォトアワード「ZOOMS JAPAN」の受賞作品展なども実施する予定だ。

フォト・ヨコハマは、横浜市内において毎年1月から3月頃にかけて開催している写真映像イベントの総称。開催は今回で9回目。2018年実績としては46万9,758人、パートナーイベントは86を数える。CP+2019はフォト・ヨコハマの「コアイベント」という位置付け。

CP+2019開催概要

会期

2019年2月28日(木)・3月1日(金)・2日(土)・3日(日)

開催時間

10:00〜18:00(初日は12:00から、最終日のみ17:00終了)

会場

パシフィコ横浜(展示ホール、アネックスホール、会議センター)/大さん橋ホール

主催

一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)

協賛

一般社団法人 日本写真映像用品工業会

入場料

1,500円(税込)
ウェブ事前登録で無料
障がいがある事を証明する手帳を持参の方、小学生以下の方は無料