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パナソニック、広角レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.」を5月15日に発売

絞りリング付き。金属鏡胴

 パナソニックは、マイクロフォーサーズ用広角レンズ「LEICA DG SUMMILUX(ズミルックス)15mm F1.7 ASPH.」(H-X015)を5月15日に発売する。価格は7万円(税別)。カラーはブラックとシルバーを用意する。

 2013年10月17日に開発発表し、その後2014年度中の発売とアナウンスしていた単焦点レンズ。ライカブランドのマイクロフォーサーズレンズとしては初めての広角レンズとなる。35mm判換算での焦点距離は30mm相当。

 ライカの光学基準をクリアし、開放F1.7を実現。柔らかいボケを楽しめるとする。また非球面レンズ3枚を使用することで、高性能化と小型化を両立した。同社の小型ミラーレスカメラ「LUMIX DMC-GM1」にもマッチするデザインという。

 鏡胴に絞りリングとAF・MF切り替えスイッチを搭載している。鏡胴は金属部材とし、光学性能の確保や質感にこだわった。なお、ライカブランドのマイクロフォーサーズレンズでシルバーカラーは初めてとなる。

 レンズ構成は7群9枚。絞り羽根は7枚(円形)。最短撮影距離は0.2m。最大撮影倍率は0.1倍。フィルター径は46mm。

 最大径×全長は約57.5×36mm。重量は約115g。

 参考までに、DMC-GX7のキットレンズ「LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」は約63×25.5mm、約87g。DMC-GM1キットレンズの「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」は約55.5×24mm、約70g。35mm判換算28mm相当の「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」は約55.5×20.5mm、約55g。記の3本はいずれも絞りリングを持たない。

 ライカブランドのマイクロフォーサーズレンズは、「LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.」、「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S」、「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S」の3本が発売済み。

 なお25日現在、同じく開発発表済みの望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 35-100mm」(2014年春以降発売)についての新たなアナウンスは無い。

【2014年3月25日】製品画像2点を追加しました。

(本誌:武石修)