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パナソニック、レンズ交換式で最小サイズの「LUMIX DMC-GM」

GX7のセンサーとエンジンを継承

 パナソニックは、マイクロフォーサーズカメラ「LUMIX DMC-GM」を11月21日に発売する。価格はオープン。パンケーキスタイルの新標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」とのキット(DMC-GM1K)のみ用意し、店頭予想価格は9万円前後。ボディカラーはオレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーの4色。

 コンパクトデジタルカメラ並という約98.5×54.9×30.4mmのボディサイズを実現したレンズ交換式デジタルカメラ。外形寸法は同社コンパクトデジタルカメラの「LUMIX DMC-LX7」や、リコーイメージングのレンズ交換式カメラ「PENTAX Q7」より小さく、レンズ交換式デジタルカメラで最小としている。

 外装にマグネシウム合金を採用。本体上部のダイヤルはアルミ削り出しとし、また本体カラーごとの革(合皮素材)を用いるなど品位にこだわったとしている。ストラップ取り付け部は三角環とした。

 キットレンズは、2段沈胴機構の採用でパンケーキレンズ並のサイズ感とした新しい標準ズーム「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」(35mm判換算24-64mm相当、単体価格4万4,100円)を組み合わせる。重量は70g。

 撮像素子は有効1,600万画素の4/3型MOSセンサー。感度はISO200-25600(拡張でISO125)。 RAW記録が可能。発売済みのマイクロフォーサーズ機「DMC-GX7」のセンサーとエンジンを継承したとしている。動画記録は最大1,920×1,080/60iのAVCHD。ステレオマイクを内蔵する。

 シャッターはフォーカルプレーンシャッターに加え電子シャッターも使用。最高シャッター速度は1/16,000秒としている。連写速度はメカシャッター時が最高約5コマ/秒、電子シャッター時が最高40コマ/秒。

 3型約104万ドットの液晶モニターを搭載。静電容量式タッチパネル。無線LAN機能も搭載した。

 ポップアップ式の内蔵ストロボはGN5.6相当(ISO200・m)。1/50秒以下で同調する。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-I対応)。

 対応バッテリーは「DMW-BLH7」。撮影可能枚数は約230枚。

 外形寸法は98.5×54.9×30.4mm。重量は約204g(バッテリー、メモリーカード含む)、約173g(本体のみ)、約274g(12-32mmレンズ装着での撮影時)。

 専用アクセサリーとして、アルミ製のハンドグリップ「DMW-HGR1」、本革ボディケース「DMW-CGBM」、ボディケース・ストラップキット「DMW-BCSKM」を用意する。いずれもカラバリあり。

ハンドグリップ装着イメージ

【14時30分】製品画像を追加しました。

【16時30分】記事初出時「本体カラーごとの革素材を用いるなど」記載していましたが、合皮素材に表記を改めました。

(本誌:鈴木誠)