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マリンダイビングフェアにDP Merrill用水中ハウジングが展示
D600、EOS 6D用の水中ハウジングも
(2013/4/5 18:11)
国内最大のダイビング&リゾートショー「マリンダイビングフェア2013」が開幕した。場所は池袋サンシャインシティコンベンションセンター。同イベントは4月7日まで開催している(入場無料)。
会場には、カメラ関連製品を展示する「水中デジカメ・ギアメーカーゾーン」もあり多くの来場者で賑わっていた。ここでは同ゾーンで見かけた機材をお伝えする。
DP Merrillシリーズ用ハウジング
山本工業所アクアパッツァ事業部のブースでは、シグマDP Merrillシリーズ用水中ハウジングを展示していた。5~6月に発売する。価格は未定。
レンズポートを交換することで、DP1 Merrill、DP2 Merrill DP3 Merrillのすべてに対応する。耐圧深度は100m。カメラの操作はすべて可能だという。
内部はスプリングを使用したスペーサーでカメラを固定する仕組みを採用し、ハウジングに圧力が掛かってもカメラにダメージが及ばないようにした。
説明員は、「一眼レフカメラをハウジングに入れて複数持って行くことは大変だが、例えばDP1 MerrillとDP3 Merrillで広角とマクロを両方撮るといった2台持ちも可能になるのではないか」と話していた。
EOS M用ハウジング
フィッシュアイのブースではキヤノンEOS M用のハウジング「Nauticam EOS M」を展示していた。3月に発売済みで価格は17万3,250円。
本体の耐圧深度100m(ポートによって異なる)のハウジング。EOS M専用のEF-Mレンズの他、マウントアダプター「EF-EOS M」を介してEFレンズの装着にも対応するのが特徴。「EF-S 60mm F2.8 Macro USM」や「EF 8-15mm F4 L Fisheye USM」といったレンズが使用できる。
LUMIX DMC-GH3用ハウジング
アンサー/プロモ・ファクトリーは、LUMIX DMC-GH3用のハウジングを展示していた。5月に発売する。価格は未定だが20万円以下になるという。
同社のハウジングはレンズポート交換ではなく、前カバー交換式。ポートは前カバーと一体なので、浸水のリスクが減るとしている。
カラーは白、黒、ガンメタを用意するが、4月中にオーダーすると特典としてさまざまなカラーを選択できるキャンペーンを行なっている。
EOS 6D/D600用ハウジング
シーアンドシー・サンパックは、EOS 6DとD600用のハウジングを展示していた。いずれも価格は29万4,000円。D600用は4月に発売済み。EOS 6D用は5月末に発売する。
いずれも耐圧深度100mのハウジング。ほとんどの操作が可能となっている。EOS 6D用はホットシューから信号を取り出すことで、外部ストロボでもTTL調光ができるようにした。
オリンパスは水中機材を一堂に展示
オリンパスは比較的大きなブースを構えて水中機材をアピールしていた。
水深45m対応のハウジングとしては、OLYMPUS PEN Lite E-PL5用(8万850円)、STYLUS XZ-2用(3万1,500円)、STYLUS TG-2 Tough用(3万1,500円)、STYLUS TG-830 Tough用(2万6,250円)といった新モデルを展示していた。いずれも発売済み。
ブースでは同社製カメラが備える「水中オートホワイトバランス」を始め、水中撮影に適したモードなどの説明も行なっていた。
また、防水コンパクトデジタルカメラSTYLUS TG-830 Toughに搭載されている「フォトインムービー」機能も体験できる。これは、フルHD動画撮影中にシャッターボタンを押すとフル画素の静止画も記録できる機能。別々のファイルとして記録されるが、動画に静止画を交えた再生も可能となっている。
無線LAN内蔵SDHCメモリーカードFlashAir
東芝のブースではFlashAirのデモを行なっていた。カメラをハウジングに入れたままでもスマートフォンなどに画像を転送できる点をアピールした。画像取得の操作をスマートフォンで行なえる。ハウジングの開閉が少なくなることで、浸水のリスクも減らせるという。
複数人で海に行った際に、カメラの画像をみんなのスマートフォンで簡単に共有するといった使い方も提案していた。