ニュース

中判AF一眼レフ「Rolleiflex Hy6 Mod2」が正式発表

 ケンコープロフェッショナルイメージング(KPI)は11日、中判カメラ「Rolleiflex Hy6 Mod2」の発売を正式に発表した。交換レンズ5本と共に22日に発売する。

 2008年発売の「Hy6」後継モデル。CP+2013の同社ブースで展示していた。CP+2013では発売時期と価格が未定だった。

 価格はボディのみが103万9,500円、6060マガジンが付属する「ボディキット」が130万2,000円、6060マガジンとAFD-Apogon 80mm F2.8 HFT PQSが付属する「コンプリートキット」が168万円。コンプリートキット以外は受注販売。

 6×6判のAF一眼レフカメラで、デジタル撮影とフィルム撮影に対応する。SinarおよびLeafのデジタルバックが使用可能。

 従来モデルからはミラートランスミッションを再設計し、振動や雑音を軽減させたほか、ファームウェアの改善でAFオフセットの記憶が可能になった。さらに、バッテリーを高容量化させている。ボディカラーはグレーから黒になった。

 従来からのSCA3002インターフェース連携によるTTL調光機能を継承する。フィルムの連写は1.5コマ/秒で、連写中の露出補正にも対応する。

 レンズマウントはローライバヨネットマウント。マガジンは、66判の「6060マガジン」と645判の「4560マガジン」を用意し、価格は共に27万3,000円。

 本体外寸は157×112×78mm、重量は990g(マガジン別、バッテリー含む)。

 同時に発売するレンズはすべてで絞りリングを廃止し、ボディ側で絞り操作を行なえるようになった。

 ラインナップは、AFD-Super-Angulon 50mm F2.8 HFT PQS(81万9,000円)、AFD-Apogon 80mm F2.8 HFT PQS(49万3,500円)、AFD-Tele-Apogon 150mm F4 HFT PQS(79万8,000円)、AFD-Tele-Xenar 180mm F2.8 HFT PQ(86万1,000円)、AFD-Variogon 60-140mm F4.6 HFT PQS(107万1,000円)。

左からAFD-Super-Angulon 50mm F2.8 HFT PQS、AFD-Apogon 80mm F2.8 HFT PQS、AFD-Tele-Apogon 150mm F4 HFT PQS、AFD-Tele-Xenar 180mm F2.8 HFT PQ、AFD-Variogon 60-140mm F4.6 HFT PQS

(本誌:武石修)