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【CES】「Nikon 1 J3」「Nikon 1 S1」をアピールしたニコンブース
(2013/1/9 19:36)
既報の通り、ニコンは8日にNikon 1シリーズの新モデル「Nikon 1 J3」と「Nikon 1 S1」を発表。2013 International CESの会場でも、両機種を大々的にプッシュしていた。
ともにニコンCXフォーマットを採用するレンズ交換式デジタルカメラ。どちらも日本で2月に発売される予定。
Nikon 1 J3はエントリーモデルながら世界最短の撮影タイムラグを謳うなど、新しい価値を提案するモデル。外装にアルミ合金を採用したことで、高級感も増している。撮像素子は有効1,425万画素。
日本での店頭予想価格はボディ単体が7万円前後、「1 NIKKOR VR 10-30mm F3.5-5.6」の付属する標準ズームキットが8万円前後、「1 NIKKOR VR 10-100mm F4-5.6」の付属する小型10倍ズームキットが10万円前後の見込み。
Nikon 1 S1は、エントリー向けとして展開してきたNikon 1 J2/J1のコンセプトを踏まえ、さらに入門者よりに位置付けたモデル。撮像素子は有効1,011万画素。
日本での店頭予想価格はボディ単体が5万5,000円前後、「1 NIKKOR VR 10-30mm F3.5-5.6」の付属する標準ズームキットが6万5,000円前後、標準ズームキットに「1 NIKKOR VR 30-110mm F3.8-5.6」の付属するダブルズームキットが8万円前後の見込み。
CESのニコンブースにおけるシューティングステージでは、両機種の実機が大量に設置されていた。フラメンコなどプロダンサーのステージが頻繁に行なわれ、その激しい動きをNikon 1 J3/S1の高速レスポンスや動画で捉えるという趣向。女性の来場者が多く参加しているのが印象的だった。
交換レンズでは、Nikon 1 J3の「小型10倍ズームキット」にも付属する新製品「1 NIKKOR VR 10-100mm F4-5.6」の存在感が強かった。特にシューティングステージでは数多くの展示機がこのレンズを装着している。
同レンズは27-270mm相当(35mm判換算)の10倍ズームレンズながら比較的小型で、さらに質感の高い金属外装となっている。1 NIKKOR VR 10-30mm F3.5-5.6などと同じく沈胴式で、撮影開始時にボタンを押してロックを外し、鏡筒を伸ばす必要がある。
その他、コンパクトデジタルカメラのCOOLPIXシリーズに日本未発表の新製品が見られた。
COOLPIX S6500は、1,600万画素の裏面照射型CMOSセンサー、光学12倍ズームレンズ、3型46万ドットの液晶モニターを搭載。さらに、Wi-Fi機能を有している。
スマートフォンやタブレットへは、事前に専用アプリをインストールしておく。対応OSは、iOS 6.0以降、Android 2.3以降(スマートフォン)、Android 3以降(タブレット)。
米国での発売は1月下旬。価格は199.95ドル。日本での発売は未定。