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「日本の歴史的カメラ2012」が発表
(2012/12/14 17:40)
財団法人 日本カメラ博物館は14日、「日本の歴史的カメラ2012」に11機種を選定した。
選定機種と選定理由は以下の通り。選定機種に順位はなく、掲載は発売日順。
FUJIFILM X-Pro1。「ベイヤー配列とは異なる6×6の36画素を1セットとした独自の撮像素子「X-Trans CMOS」と、交換レンズの焦点距離により光学倍率が切り替わるOVF、EVF切り替え式のファインダーを備えたレンズ交換式デジタルカメラ」
キヤノンEOS-1D X。「61点位相差AFセンサーを備え、毎秒約12コマの高速連写、常用感度ISO100~51200、最大204800相当で撮影可能な35mm判フルサイズ撮像素子を採用したデジタル一眼レフカメラ」
ソニーα99。「半透過ミラーを利用した位相差AFセンサーと撮像素子上に組み込んだ位相差AFセンサーが同時に機能する「デュアルAFシステム」を採用した、35mm判フルサイズ撮像素子のライブビュー専用レンズ交換式デジタルカメラ」
歴史的カメラは、「技術史的に意義のある日本最初の試みがされているもの」、「市場において特に人気を博する」など、歴史的に意義があるとみなされる国産スチルカメラを中立的な立場にある専門家や学識経験者から構成する歴史的カメラ審査委員会が年に1度、新製品すべてを対象に審査・選定するもの。選定された歴史的カメラは一部を除き、ほとんどが日本カメラ博物館に収蔵・展示している。