富士フイルム、実売1万3,000円の1,600万画素機「FinePix JX420」


 富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FinePix JX420」を11月12日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万3,000円前後の見込み。カラーはブラック、レッド、ピンク、シルバーの4色。

ブラックレッド
ピンクシルバー

 有効1,600万画素CCDセンサー、広角端28mmからの5倍ズームレンズなどを搭載するモデル。3月発売の「FinePix JX400」の後継と見られる。背面操作部からモードダイヤルを省略し、シャッターボタンと同軸のズームレバーを背面右上のズームボタンに移設するなど、外観上の変化が見られる。

 撮影シーンを6種類から自動で判断する「シーンぴったりナビ」や、カメラを横方向に動かすことで最大3枚の画像をパノラマ合成する「ぐるっとパノラマ」、フォトアルバム形式での閲覧やフォトブックの注文を容易にするという「電子フォトアルバム機能」(フォトブックアシスト)などを利用できる。

 撮影画像を付属のパソコンソフト「MyFinePix Studio」からYouTube、mixi、FacebookなどのSNSに投稿する場合、そのアップロード予約もカメラ内で行なえる。

背面(ブラック)
製品名FinePix JX420
撮像素子1/2.3型有効1,600画素CCD
レンズ28-140mm相当(35mm判換算)F2.6-6.2
最短撮影距離約10cm〜(マクロモード広角)
手ブレ補正電子式
感度ISO100〜1600、ISO3200(画素混合)
液晶モニター2.7型約23万ドット
記録メディアSDHC/SDメモリーカード
動画記録1,280×720・30fpsなど
バッテリーリチウムイオン充電池「NP-45A/B」
撮影可能枚数約190枚
外形寸法95.2×57.2×24.3mm
重量約124g(バッテリー、メモリーカード含む)


(本誌:鈴木誠)

2011/10/26 12:58