オリンパス、6色カラバリの「PEN mini E-PM1」を開発発表
オリンパスは30日、マイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ「OLYMPUS PEN mini E-PM1」を開発発表した。2011年秋の発売を予定する。価格は未定。
ホワイト | シルバー |
ブラック | ピンク |
パープル | ブラウン |
同日正式発表した「OLYMPUS PEN E-P3」と同等の撮像素子を採用し、シリーズ最小のボディサイズに収めたエントリーモデル。タッチパネル式のモニターや可動式の液晶モニターは持たない。ボディ単体の重量は217gで、同社最軽量だった「E-PL1s」および「E-PL1」の296gから約27%の軽量化、体積比約31%の小型化を実現した。
カラーバリエーションは標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」をセットにしたレンズキットがホワイト、シルバー、ブラックの3色。ボディ単体およびレンズキットに「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」を加えたツインレンズキットでは、ピンク、パープル、ブラウンも加えた6色をラインナップする。
「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」を装着したところ | M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rとフードを装着 |
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6 R」を装着 | 「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」を装着 |
撮像素子はE-P3およびE-PL3も採用する有効1,230万画素のハイスピードLive MOSセンサー。1080iのフルHD動画記録にも対応する。映像処理エンジンもE-P3と同じ「TruePic VI」を採用した。
E-P3と同様、シンプルな操作部でも少ない手順で操作できるという「ストライプスクリーン」を採用。MENUボタンで呼び出せる。写真の明るさや色合い、背景のボケ具合を直感的に操作できるという「ライブガイド」機能はE-PLシリーズから継承した。
アートフィルターは「ポップアート」、「ファンタジックフォーカス」、「ラフモノクローム」、「トイフォト」、「ジオラマ」、「ドラマチックトーン」の6種類を搭載する。1回の撮影で複数のアートフィルター画像を生成する「アートフィルターブラケット」を新たに搭載したほか、シーンモード「3D」でもアートフィルターの反映を可能とした。すべてのアートフィルターは動画撮影時にも適用可能。
ホワイト | シルバー |
ブラック | ピンク |
パープル | ブラウン |
AFシステムもE-P3同様、従来から一新したという「“FAST(Frequency Acceleration Sensor Technology) AF”システム」を搭載。AF時のセンサーを従来の倍速(120fps)で駆動することでAFに必要な映像信号をより速く得られるようにしたという。AFの演算処理スピードや起動レスポンスも向上した。
フォーカス選択エリアは11点から35点に増加。個々のターゲットサイズを小さくしたことで、きめ細かいピンポイントAFが広範囲で行なえるようにしたという。動く被写体などに対しては、縦3エリア×横3エリアのグループエリア選択によるAFも可能とした。
内蔵ステレオマイク、センサーシフト式の手ブレ補正機構、ダストリダクションシステムも利用可能。ストロボはE-PL3と同様の着脱式を採用した。ガイドナンバーは10(ISO200・m)。RCフラッシュシステムに対応する。
着脱式のストロボ |
E-PL3との共用アクセサリーとして本革ボディジャケット「CS-31B」を用意。2011年秋に発売する。価格は未定。カラーはホワイト、ブラック、ブラウン、ライトブラウンの4色。
ホワイト | ブラック |
ブラウン | ライトブラウン |
ホワイト |
シルバー |
ブラック |
ピンク |
パープル |
ブラウン |
機種名 | E-PM1 | ||
発売年月 | 2011年秋 | ||
発売時価格(ボディのみ) | 未定 | ||
撮像素子 | 4/3型ハイスピードLive MOSセンサー | ||
有効画素数 | 約1,230万 | ||
感度(拡張設定含む) | ISO200-12800 | ||
手ブレ補正 | センサーシフト式 | ||
連写性能 | 約5.5枚/秒 | ||
動画(最大) | AVCHD(1,920×1,080、60i) | ||
幅 | 約109.5mm | ||
高さ | 約63.7mm | ||
奥行き | 約33.95mm | ||
質量 | 約217g(本体のみ) |
2011/6/30 14:19