写真で見るキヤノンEOS Kiss X5


 キヤノンが3月3日に発売するデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X5」をお借りできたので、外観写真を中心に掲載する。なお、撮影した個体はベータ機であり、最終製品と異なる可能性がある。

EOS Kiss X5

 EOS Kiss X5は、有効1,800万画素のCMOSセンサー(22.3×14.9mm)を搭載するデジタル一眼レフカメラ。最高感度はISO6400(拡張時ISO12800)。映像エンジンは「EOS Kiss X4」(2010年2月発売)と同様、「DIGIC 4」を採用した。

 2010年9月に発売した「EOS 60D」で好評だったという「表現セレクト」、「クリエイティブフィルター」(旧名:アートフィルター)、「マルチアスペクト機能」、「レーティング機能」などを継承。動画記録は1,920×1,080/30pなどに対応。液晶モニターは3型104万ドットのバリアングル式。内蔵ストロボをトランスミッターとして使用できるようになった。

 店頭予想価格はボディのみが9万円前後、「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS II」を同梱したレンズキットが10万円前後、レンズキットに「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」を加えたダブルズームキットが13万円前後の見込み。

外観

モードダイヤル周り。「DISP」ボタンを新設した背面右手側の操作部。ボタン配置はEOS Kiss X4を踏襲
側面の端子類。外部マイク端子も備える
ストロボをポップアップしたところ左手で支える部分が少し大きくなった
記録メディアスロットは側面バッテリー室
付属のバッテリーとチャージャー付属のストラップ
ライブビュー撮影を行なっているところ

・EOS Kiss X4(右)と比較

・EOS Kiss X50(右)と比較

・EOS 7D(右)と比較

・新レンズEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS II(左)と従来のEF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS(右)

EOS Kiss X5に装着したところ
EOS Kiss X5に装着した新18-55mm(左)、EOS Kiss X4に装着した現行18-55mm(右)

画面

・撮影画面

撮影設定の表示画面ガイド表示は設定でオン/オフ可能
AFフレーム選択画面。前ダイヤルでも操作可能感度はISO6400まで選べる
ライブビューを拡大表示しているところ新搭載の「シーンインテリジェントオート」
撮影モードによっては「雰囲気を選んで撮影する」、「明かりや状況にあわせて撮影する」の選択が可能「雰囲気を選んで撮影する」の一例

・メニュー

撮影設定1/4撮影設定2/4
撮影設定3/4撮影設定4/4
再生設定1/2再生設定2/2
本体設定1/3本体設定2/3
本体設定3/3

・再生画面

詳細情報を表示したところ撮影画像をレーティングできる
撮影後にフィルターを適用できる。画像は「ラフモノクロ」の適用例同じく「魚眼風」の適用例

(本誌:鈴木誠)

2011/2/14 00:00