レンズ交換式デジタルカメラの国内出荷が台数・金額ともに増加

~CIPA2010年10月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2010年10月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は1,343万8,767台(前年同月比94.1%、以下同)、金額は1,440億5,350万9,000円(83.8%)。

 国内出荷は85万9,903台(110.7%)、161億3,767万8,000円(93.2%)。内訳はレンズ一体型が70万8,456台(106.5%)、96億5,528万9,000円(84.3%)。レンズ交換式一眼レフタイプが15万1,447台(135.9%)、64億8,238万9,000円(110.6%)。レンズ交換式一眼レフタイプが3カ月ぶりに金額ベースで前年を上回ったが、レンズ一体型も含めた金額では9月に引き続き前年割れとなっている。

 日本向け以外の出荷は1,277万4,843台(95.5%)、1,547億9,319万4,000円(83.7%)だった。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は234万8,228個(116.9%)、262億8,870万円(103.3%)。うち国内出荷は24万4,713個(138.7%)、45億2,014万3,000円(120.4%)。国内出荷の内訳は35mmレンズが2万7,043個(102.1%)、12億4,742万7,000円(106%)。デジタル専用レンズが21万7,670個(145.2%)、32億7,271万6,000円(126.9%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は5万9,584台(218.9%)、13億8,729万7,000台(388.2%)。



(本誌:鈴木誠)

2010/12/1 13:08