ニコン、ナノクリスタルコート採用の「AF-S NIKKOR 200mm F2 ED VR II」
AF-S NIKKOR 200mm F2 ED VR II |
ニコンは、大口径望遠レンズ「AF-S NIKKOR 200mm F2 ED VR II」を10月1日に発売する。価格は86万1,000円。
35mmフルサイズのイメージサークルに対応したニコンFXフォーマット用の望遠単焦点レンズ。ナノクリスタルコートを施すことで、ゴーストやフレアの低減を図るほか、約4段分の補正効果を有するという手ブレ補正機構「VR II」を内蔵。なお、現行の「AF-S NIKKOR 200mm F2 G IF ED VR」は併売する。
マニュアルモードには、AF-S NIKKOR 200mm F2 G IF ED VRにも装備していた「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)のほか、新たに「M」(マニュアル)と「A/M」(オート優先オートフォーカス)を追加した。AFモーターは超音波モーター「SWM」(Silent Wave Motor)。フォーカシング時に全長が変化しないインナーフォーカス方式を採用する。
レンズ構成図 | MTF曲線 |
レンズ構成は、EDレンズ3枚およびスーパーEDレンズ1枚を含む9群13枚。最短撮影距離は1.9m。最大撮影倍率は0.12倍。絞り羽根は9枚の円形絞り。フィルター径は52mm。サイズは約124×203.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)。重量は約2.930g。
かぶせ式フード「HK-31」、裏ぶた「LF-4」、セミソフトケース「CL-L1」、52mmネジ込み式NCフィルター、ストラップ「LN-1」などを付属する。
かぶせ式フードHK-31 | セミソフトケース「CL-L1」 |
2010/9/15 13:00