「EOS 60Dスペシャルセミナー」レポート


会場のキヤノンデジタルハウス銀座。キヤノンギャラリー銀座とサービスセンター銀座も同じ建物

 キヤノンは10日、発売日が18日に決定した「EOS 60D」の先行展示およびスペシャルセミナーをキヤノンデジタルハウス銀座で開催した。所在地は東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1階。

 EOS 60Dは、APS-Cサイズ相当の有効1,800万画素CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。EF-Sレンズ対応のキヤノンEFマウントを採用。3型104万ドットのバリアグル液晶モニターも備える。ボディのみの店頭予想価格は13万円前後の見込み。

 同会場での先行展示は8月26日から実施。説明員によると、来場者からはEOS 60Dで新搭載した「アートフィルター」の使い方についての質問が多くあり、年配の来場者からは「(ボディの重量が)軽くなって嬉しい」といった声をよく聞くという。


EOS 60D。装着レンズは「EF 100mm F2.8 L Macro IS USM」各種レンズを装着したEOS 60Dを自由に試せる

 先行展示は、キヤノンプラザS(品川)、キヤノンデジタルハウス名古屋、キヤノンデジタルハウス梅田でも実施している。品川会場のタッチ&トライコーナーは、昼時はサラリーマンで賑わっているそうだ。

 銀座会場ではタッチ&トライと並行して、佐藤かな子氏による「EOS 60Dスペシャルセミナー」を開催。来場者からの質問にも随時答えながら、EOS 60Dの特徴および同社が“プラスαの表現力”とする「表現セレクト」機能などについても解説した。

講師の佐藤かな子氏来場者とのやり取りも行ないつつ進行していた

 同社デジタル一眼レフカメラで初搭載のバリアングル式液晶モニターは、三脚装着時やバッテリーグリップの利用時などに有利と説明。操作関連では、これまで離れた位置にあった背面のマルチコントローラーとサブ電子ダイヤルをひとつにまとめたことで、小さな動きで操作ができるようになった点を特徴に挙げた。

 EOS 60Dで新たに搭載した「表現セレクト」は、利用することでより印象的な写真になる機能と紹介。「雰囲気を選んで撮影する」から「しっとり深みのある」を選ぶと「自然界のグリーンや雨上がりの風景におすすめ」(佐藤氏)など、作例を交えてそれぞれの特徴を解説した。

標準設定(左)と、「しっとり深みのある」の利用時(右)「暖かくやさしく」の作例(右)。コントラストが控えめでペットや風景の撮影に向くとしていた

 また、ジオラマ、ラフモノクロ、ソフトフォーカス、トイカメラの4種類の効果を利用できる新機能「アートフィルター」についても作例を交えて説明。PCでも同様の処理は行なえるが、現場で効果を確認しながら撮影することで「イメージになかったアイディアが生まれることもある」と話した。

 ライブビュー撮影時に4:3、16:9、1:1のトリミング線を表示して撮影できる「マルチアスペクト」機能にも触れ、マルチアスペクトとアートフィルターを併用した作例を紹介。より自分のイメージに合うアスペクト比で撮影することにより、新しい作品を生み出すきっかけになるのでは、としていた。

アートフィルターとマルチアスペクトの利用例。「ジオラマ」効果で看板をぼかすなどの応用例も紹介「プラスαの表現力」をアピール
会場には「EOS 60Dトライアルキャンペーン」の案内も出ていた。期間中の週末にEOS 60Dの実機を貸し出すもので、同会場でも25日から実施する


(本誌:鈴木誠)

2010/9/10 15:21