ニコン、“三脚”“手持ち”を判別する「COOLPIX S5100」
COOLPIX S5100(ホットピンク) |
ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S5100」を9月2日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。カラーはライトパープル、ウォームシルバー、スマートブラック、ホットピンク、クリアレッドの5色。
2009年8月に発売した「COOLPIX S640」の後継機種。ニコンのカメラで初めて、夜景モード時に三脚使用と手持ちを判別して露出を最適に設定する機能を搭載した。三脚の使用時は低いISO感度を設定し、シャッタースピードも遅くする。
高感度撮影時のノイズを効果的に低減する新開発の画像処理エンジン「EXPEED C2」を採用。撮影時にカメラが手ブレや被写体の動きを検知し、シャッタースピードやISO感度を自動設定するモーション検知を利用できる。
ライトパープル、ウォームシルバー、スマートブラック、ホットピンク、クリアレッドの5色をラインナップする |
撮像素子は有効1,220万画素のCCD。感度はISO100からISO3200。レンズは35mm判の焦点距離28-140mm相当、開放F2.7-6.6の5倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構「VR」を利用可能。補正効果はシャッタースピード約3段分相当としている。
最大10コマまで連続撮影した中からもっともブレの少ない画像を自動で選択する「BSS」(ベストショットセレクター)、顔認識で検出した被写体を追尾する「ターゲット追尾」、カメラが自動でシーン認識を行なう「おまかせシーンモード」なども搭載した。
液晶モニターは2.7型23万ドット。最大1,280×720ピクセル/30fpsの動画記録に対応し、専用の動画撮影ボタンで撮影を開始できる。
対応記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。約32MBの内蔵メモリーも備える。
電源はリチウムイオン充電池の「EN-EL10」。撮影可能コマ数は約200コマ。
サイズは約97.1×56.9×21.6mm。撮影時重量は約132g。
オプションとして、COOLPIX S5100およびCOOLPIX S4000に対応するレザーケース「CS-NH-34」も併せて発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2,900円前後の見込み。
ブラック | ホワイト |
ピンク |
また、フィールドスコープと接続してデジスコーピング(超望遠)撮影が可能になるコンパクトデジタルカメラブラケット「FSB-7」を用意する。価格は1万2,600円。
FSB-7 |
ライトパープル |
ウォームシルバー |
スマートブラック |
ホットピンク |
クリアレッド |
【2010年9月3日】「2009年8月に発売した「COOLPIX S640」の後継機種。ニコンのカメラで初めて、三脚使用と手持ちを判別する機能を搭載した。夜景の撮影時など、三脚の使用時は低いISO感度を設定し、シャッタースピードも遅くする。」との記述を「2009年8月に発売した「COOLPIX S640」の後継機種。ニコンのカメラで初めて、夜景モード時に三脚使用と手持ちを判別して露出を最適に設定する機能を搭載した。三脚の使用時は低いISO感度を設定し、シャッタースピードも遅くする。」に改めました。
【2010年9月3日】ライトパープルの背面画像が誤ってクリアレッドのものとなっていたのを修正しました。
2010/8/19 13:00