アクト・ツー、「ピクセルメーター」最新アップデータを公開
〜64bit対応やパフォーマンスの改善など
アクト・ツーは14日、Mac OS X用の写真編集ソフト「ピクセルメーター」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は1.6。対応OSは、Mac OS X 10.6以上。
ピクセルメーター |
更新内容は次の通り。
・新機能
- パフォーマンスの改良
- 64bitサポート
- レイヤーグループ
- Flickr、Picasa、Facebookへのイメージの送信
- カメラ、スキャナ、多機能デバイス、iPhone、iPadからのイメージの直接読み込み
- 新しい「変形ツール」
- 新しいプリントエンジン
- Automator アクションに「Trim Images」と「Watermark Images」を追加
- Mac OS X 10.6 Snow Leopardとの統合
・改良点
- 「ようこそスクリーン」に「最近使ったイメージを開く」を追加
- ルーラーのパフォーマンスを向上
- 大きなファイルを保存する場合に進行状態のバーを表示するよう変更
- 「編集」メニューに「クイックマスクモードで編集」を追加
- マスクのクリッピングによりアルファピクセルを適切に扱うよう修正
- 「手のひらツール」と「拡大ツール」に新しいカーソルを追加
- コマンド+Shift+Rキーの押下で、パレットの位置をリセットする機能を追加
- 「グラデーションパレット」が「ブラシパレット」から分離し、コマンド+4キーの押下で表示/非表示が可能
- レイヤーパレットのコンテキストメニューを改良
- テキストレイヤーのサムネールのアピアランスを改良
- ライセンスキー登録が行なわれている場合には、「ライセンス登録」メニューが表示されないよう改良
- Automatorアクションの「Fit Images」に可変サイズの機能を追加
- ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語のローカリゼーションをアップデート
- マイナーなユーザインターフェイスの改良
- ヘルプファイルをアップデート
・バグ修正
- パレットのサイズと位置が不正になるバグを修正。
- 「スポイトツール」でカラーを選択時に、1ピクセルずつ移動してしまうバグを修正
- グラデーションが削除された時に、「グラデーションパレット」がリサイズしないバグを修正
- Tabキーが押下されると「手のひらツール」の動作が不正になるバグを修正
- 時々幾つかのパレットが消えてしまうバグを修正
- 変形の「歪曲」を使用していると時々オブジェクトが消えてしまうバグを修正
- 「カラーの置き換え」を使用後にフィルターがロードされなくなるバグを修正
- レイヤーマスクを修正後にクリッピングマスクが不正に動作するバグを修正
- 主レイヤーが非表示になった後にクリッピングレイヤーが表示されなくなるバグを修正
ピクセルメーターは、Core Image対応のGPUを利用することでプレビューやフィルタなどのエフェクトを高速に処理できるというレタッチソフト。130種類以上のエフェクトを搭載するほか、レイヤーやカラーマネジメントにも対応している。価格はパッケージ版が8,980円、ダウンロード版は6,980円。
2010/7/14 19:03