カールツァイス、CPU内蔵Fマウントレンズ「Distagon T* 2.8/25 ZF.2」


Distagon T* 2.8/25 ZF.2

 カールツァイスは8日、ニコン用のCPU内蔵レンズ「Distagon(ディスタゴン)T* 2.8/25 ZF.2」を発表した。価格は755.46ユーロ。国内での発売は未定。

 焦点距離25mm、開放F2.8の広角単焦点レンズ。新たに、レンズ情報をカメラに伝えるCPUを内蔵したZF.2の新ラインナップ。Aiカプラーの無いニコンボディでも各露出モードで使用できるほか、Exifへのレンズ情報記録に対応する。主な仕様はZFタイプと同様。ZF(ニコンFマウント)、ZK(ペンタックスKマウント)、ZS(M42マウント)用が発売済。

 レンズ構成は8群10枚。最短撮影距離は17cm。フィルター径は58mm。サイズは65×66mm(最大径×全長)。重量は460g。

 2009年9月のカールツァイスによるZF.2シリーズの発表時にDistagon T* 2.8/25は含まれていなかった。また同11月のコシナによるZF.2の発表にもDistagon T* 2.8/25は含まれていない。仮に国内での発売が決まれば、コシナがラインナップしているカールツァイスブランドのデジタル一眼レフカメラ用レンズ9種類すべてでZF.2マウントが利用できることになる。




(本誌:武石修)

2010/6/9 13:41