ハンファジャパン、電子コンパスなど搭載のデジカメ対応GPSユニット

~高度計やボイスメモ機能も搭載

PG-S1

 ハンファジャパンは、デジタルカメラの画像に位置情報を付加できるGPS受信ユニット「PG-S1」を28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万4,900円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 デジタルカメラと一緒に持ち歩くことで、位置情報をPG-S1の内蔵メモリーに記録。撮影後にExifの時刻データと照合して位置情報(ジオタグ)を写真に付加できるユニット。撮影画像へのジオタグ付加は、同梱のソフト「Storyish」を用いてPCで行なう。ジオタグ付加は、Exif 2.1以降のJPEGファイルで可能。

 位置データは、KML、GPX、CSV形式で出力できる。時間記録の単位は、1/5/10/20/30/45/60/120秒。距離記録の単位は10/20/50/100/200/500/1,000/2,000m。本体には1.5型のカラー有機ELパネルを装備。GPS信号の受信状態やデジタル方位磁石を表示できる。内蔵メモリーは2GB。

 ジョギングにおける走行時間、速度、ラップ計測、平均速度のほか、標高、最大高度、相対高度、垂直移動距離といった登山向けの計測機能も搭載した。フィッシングスポットの記録が可能なほか、ボイスメモ機能も利用可能。MP3の再生にも対応する。


 GPS受信用チップセットは「MTK MT3329」。感度は-165dB。精度は3m以下。コールドスタートは36秒未満で、ホットスタートは1秒未満としている。

 電源は内蔵のリチウムイオン充電池。最大駆動時間は約13時間で、充電はUSB経由で行なう。USB 2.0端子を備える。

 本体サイズは45×16.4×67.2mm、約56g。




(本誌:武石修)

2010/5/21 11:00